上から目線な人の特徴とは?相手の心理を知ることでストレスのない付き合い方を実践してきた筆者が解説 – Mistory[ミストリー]
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上から目線な人の特徴とは?相手の心理を知ることでストレスのない付き合い方を実践してきた筆者が解説

同僚であったり友人であったり、本来対等な立場の関係であるはずが、なぜかいつも上から目線の言動をしてくる人がいます。イライラ、うんざりして、その人との関係にストレスを感じてしまうことも。
どうして上から目線な言動をしてくるのか、その心理を知ることで心の平穏を保ちましょう。ストレスフリーな人付き合いを実践してきた筆者が解説します。

上から目線な人の特徴4つ

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上から目線とは、上の者が下の者に対して示す言動のことですが、一般的には人に対して見下すような態度を取ることを言います。具体的にはどのような言動でしょうか。

上から目線な人の特徴をご紹介します。

特徴1. 聞かれてもいないのにアドバイスをする

仕事や人間関係のちょっとした愚痴を漏らしただけなのに、だったらこうすればいいんじゃない?とアドバイスをしてきます。愚痴をこぼすときは解決を求めておらず、ただ聞いてもらって発散したいだけなんですけどね。

的を射たアドバイスならまだマシですが、見当外れなことをドヤ顔で言われてもうんざりしてしまいます。挙句の果てに「それってあなたにも非があるんじゃないの?」と言われたら本当に腹が立ちますね。

特徴2. やたらにカタカナ語や専門用語を使う

「やっぱり大事なのはCSよね。ああごめん、カスタマーサービスのことなんだけど」「コンフリクトを解消しないと。コンフリクトってわかる?」「部長のコンセンサス取れてるの?」

社内でよく使う言葉として共通認識があればよいのですが、突然カタカナを混ぜてきて、おまけに「意味わかる?」と小バカにした言い方をしてきます。自分にはこれだけ知識があるんだということをひけらかしたいのでしょうが、そのせいで相手に伝わらなければ意味がありません。説明を求めると、案外使っている本人もわかっていないこともあるのです。

特徴3. 自分の話ばかりする

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こちらが話をしているのに、「それ、私も経験あるんだけどね…」と自分の話に持っていきます。どんな話にも割って入り、自分の武勇伝にすり替えてしまうのです。

話の途中に入ってくるので、本筋とは違う話になっていることに気づきません。割り込まれた方は話す気持ちが失せてしまい、言いたかったことが言えないまま、もやもやして終わります。本人は満足気ですが、最初に話していた人の話を聞きたかった人にはたまりません。

特徴4. 他人の話はまず否定から

「それってちょっと違うんじゃない?」「ほら、だから私が言ったのに」「ダメダメ、そのやり方じゃできないよ」などと、第一声から否定してきます。

自分の意見を通すために、まず否定から入ってくる人は厄介です。とにかく自分の意見ややり方が正しいのだから、あなたの考えは間違っている、と否定するところから始めます。毎度否定ばかりされたら、じゃあ最初からあなたがやってよ、と言いたくなりますね。

上から目線な人の心理とは?自信のなさの裏返しかも

なぜ常に上から目線な言動をするのでしょうか。その心理を知ることで、苛立ちも少しは抑えられるかもしれません。上から目線は、相手にマウントを取ることで自分の弱さを隠している場合があります。

その1. 負けず嫌いでプライドが高い

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絶対に負けたくない、自分が負けるなんてあり得ない、と思っている人は上から目線をしてきます。常に自分が上に立つべきで、相手に従うことをどうしても納得しません。

ただ、本当に実力で勝てる人は上から目線なんてしないのです。真っ向から勝負すれば負けるかもしれないから、相手を見下すことで自分を鼓舞しているのでしょう。自信がないからこそ、見栄を張っているのです。

プライドが高い人は自分の弱さを認められません。そう思うと、少しかわいそうに感じてきます。

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