職場で嫌がらせにあったら?犯罪との見極めや6つの対処法・いじめ側の心理を10社以上渡り歩いた筆者が解説 – ページ 3 – Mistory[ミストリー]
人生の悩み人間関係

職場で嫌がらせにあったら?犯罪との見極めや6つの対処法・いじめ側の心理を10社以上渡り歩いた筆者が解説

その6. 転職する

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中小企業で異動になったところで、結局同じフロアにいるしかない、という人もいるでしょう。どうしても離れたければ、思い切って転職するのもありです。

退職理由を会社都合にしてもらうためには、いじめにより心身の不調が出たときに、医師の診断書をもらうようにしましょう。

自分を責めないで!「ハラスメント防止」は企業の義務

2020年6月1日に施行された「労働施策総合推進法」の改正により、パワーハラスメント防止対策は事業主に義務化されています。

自分だけが我慢すればいい、自分が飲み込めばやり過ごせる。そう思う必要は全くなく、堂々と改善を求めることができますし、むしろそうすべきです。

いじめる人の心理状態は?加害者こそ問題を抱えている

いじめ被害に遭ったとき、なぜ自分がいじめられるのか、自分の何がいけなかったのかと考えがちです。しかし、実際はいじめの加害者側に問題があります。

なぜいじめるのか。その心理を見ていきましょう。

その1. 妬みや劣等感

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あなたは目立つ存在でしょうか。あなたは業務成績が優秀でしょうか。

いじめる人はあなたを妬み、羨んでいる可能性があります。仕事では敵わないから、職場での存在感を求め、いじめという形でアピールしているのです。

その2. ストレス発散

たとえば営業先で、たとえば家庭内で、ストレスを抱えた人がそれを発散するために、たまたま近くにいたあなたを標的としたのです。

自分より立場の弱い人、自分よりおとなしく、言い返して来ない人を狙っているのですから、とても悪質で許せない行為ですね

その3. 目立ちたい・優位に立ちたい

職場で目立つこと、優位に立つことがその人にとってメリットなのです。世の中声の大きい人の意見が通りがちですから、自分のわがままを通したいのでしょう。

部署内の小さなルールなどの些細なことでも、自分の意のままに進めるためにあなたをねじ伏せようとしているのです。

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