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蜂の巣の縁起がよい11個の理由とは?厄除け・金運上昇・商売繁盛などの理由をヒーリング経験のある筆者が解説

7:繁栄のシンボル

ヨーロッパでミツバチは、幸運を運ぶ生き物と考えられています。蜂の巣が家にできると「繁栄」をもたらしてくれるといわれているそうです。ミツバチは一緒に暮らす、家族のように扱われています。

家族に起こった重大なできごとを、ミツバチに報告するという古い風習があるくらいなのです。家族が結婚する時や、亡くなった時はミツバチに報告をします。報告しないと怒ったミツバチが、見さかいなく人を刺すといわれているのです。養蜂が盛んなヨーロッパでは、蜂は家族の一員と考えられ蜂の巣も大切にされています。

8:スズメバチの巣は「商売繁盛」

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蜂の巣の中でも、スズメバチの巣は特に縁起がよいといわれています。「商売繁盛」のご利益があり、商売を行う家にスズメバチの巣が飾られてきたのです。他の蜂に比べ、スズメバチはとても大きな巣を作ります。大きいものになると、大人が2人がかりで抱えるほどになるそうです。大きな巣には、たくさんの蜂が住んでいます。

商売も大きくなっていくという意味から「商売繁盛」のご利益があるとなったそうです。

9:スズメバチの巣は「千客万来」

スズメバチの巣は「千客万来」の縁起物にもされているのです。他の蜂の巣は、入り口が数箇所に分けて作られています。しかしスズメバチの巣には、入り口が1つしかありません。

1箇所の入り口に集中して出入りする様子が、特に出入りが激しく見えたのでしょう。出入りの激しいことは、お客さんが次から次に訪れるという意味になりました。

10:スズメバチの巣は「子孫繁栄」

スズメバチの巣の中に、1匹の女王蜂がいます。女王蜂は1日に何千もの卵を産み、数万もの育児部屋を持つものもいるそうです。女王蜂の優れた繁殖力から「子孫繁栄」「子宝」というご利益を持ちました。

蜂のような大家族になって、家族が栄える・子宝に恵まれる・富に恵まれるといわれています。家族の幸せを願って、玄関や神棚に蜂の巣が飾られる風習が生まれました。

11:吉兆のサイン

風水で蜂の巣が作られる家は「気」の流れが、よい家と考えられています。気の流れがよいと、動物や虫が寄ってくるのです。巣が作られた時はよいことが起こる前触れ、吉兆のサインといわれています。また家に現れる時は、気の流れが変わる時ともいわれているのです。

吉兆のサインではありますが、スズメバチは刺されると命に関わることもあります。他の蜂でも種類によっては危険なので、駆除した方がよいそうです。駆除したからといって、気の流れが変わるということはありません。感謝の気持ちを込めて、サインを受け取ってください。

蜂の巣は縁起のよい「六角形」

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蜂の巣は、六角形を隙間なく並べた構造をしています。古くから六角形は、縁起のよい形とされてきました。蜂の巣の縁起がよい理由には、六角形であることも関係しているのかもしれません。六角形を使った「縁起模様」が、たくさん作られています。

「麻柄」や「籠目模様」は、六角形が使われた伝統的な模様です。魔除けの意味を持った、特別な模様とされています。また風水で六角形は「六芒星」と呼ばれ、同じ長さの辺を持つ安定と調和を意味する形とされているのです。

古代より六角形は、魔除けとして使われてきました。線と線が交わった部分が、目を表します。悪霊は凝視されることを、嫌うと考えられていたのです。日本だけでなく、海外でも神聖視されています。また蜂の巣以外にも、水や雪の結晶も六角形です。自然界を作る多くの形が、六角形でできています。調和された「神秘の形」といわれているのです。

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