スピリチュアル見えない力

エゴとは?スピリチュアルな6つの意味とバランスを保つ3つの方法をヒーリング経験のある筆者が解説

5:エゴとハイヤーセルフ

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その人の持つ本来の輝きに導いてくれるのが「ハイヤーセルフ(高次の自己)」です。自分の中に、2人の自分が存在しています。1人は、ハイヤーセルフの導きに従う自分。もう1人は、エゴに支配される自分です。エゴは自分を守るために、思考を支配します。例えば自分は正しい、あの人は間違っていると考えるのです。思考に支配されると、本来の輝き・本当の自分を見失ってしまいます。

その人本来の輝きを働かせる時は、ハイヤーセルフに導かれている状態。ネガティブな思考・感情に支配される時は、エゴに支配されている状態です。自分の思考や感情が、支配されていないか見極めてみてください。心の声を見極めることで、支配されるのを防げるのです。

6:エゴを持たない人

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魂や精神の修行を積んだレベルを上げた人・悟りを開いた人・ワンネスの意識を手に入れた人といった特別な人は、エゴを手放した意識を獲得しているといわれています。これらの特別な人たち以外に、エゴを持たない存在が子供たちです。赤ちゃんや幼い子供たちは、本能のままにいる純粋な存在。まだ自己という意識が、発達していません。誰でも幼かった頃は、エゴを持っていなかったのです。

純粋なエネルギーを生み出すには、ありのままの自分でいること。純粋なエネルギーもまた、私たちの波動を高めてくれるのです。

エゴのバランスを保つ3つの方法

エゴは自分という存在を作る上で、必要な意識です。しかし必要以上のエゴを強くすることは、自己意識を強くしてしまいます。

自分だけでなく他人のことを思えるためには、不要なエゴは手放すことが大切です。エゴのバランスを保つ、3つの方法をご紹介します。

1:今に意識を集中する

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過去の記憶のつながりから、自分を作り上げているのがエゴの意識です。過去に捉われていると、エゴが主体となって働いてしまいます。今に意識を集中することが、エゴを手放すひとつの方法です。

思考を手放す「瞑想」や身体の感覚に集中する「運動」は、過去から引き離して今ここにあることへ意識を向かせてくれます。過去や他人が気になって頭から離れない時は、瞑想や適度な運動を取り入れてみるとよいでしょう。

2:自分を受け入れる

他人と比較することや自分を守ることがなくなると、エゴはの働きは抑えられていきます。そのためには、自分と向き合うことが必要なのです。自分と向き合って、自分という存在を認めていきます。自分を受け入れることで、他人と比較することや自分を守ることもなくなっていくのです。

「自分はこうあるべきだ」「他人からこう思われたい」といった思いを手放して、ありのままでよいのだと自分自身を認めて受け入れてみてください。

3:結果に捉われない

一生懸命、頑張ることは日常生活においてよいことです。しかし頑張り過ぎることやがまんし過ぎることは、結果が伴わない場合にエゴが働いてしまいます。これだけ努力したのに、これだけがまんしたのにという気持ちが生まれてしまうのです。

自分の持っている力以上のことをすると、周りが見えなくなったり不満を感じたりしてしまう時がでてきてしまいます。そして行為の結果に捉われるだけでなく、行為そのもの・過程から学ぶことや意味を見出すことも大切なのです。

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