実は魔除けの意味をもつもの5選
魔除けに興味が湧き、これから魔除けグッズを購入したい人に身近なものから海外の魔除けグッズまで紹介しますので参考にしてみてください。私はお祭りなど有る・無し関係なくシンプルデザインの簪(かんざし)をよくヘアアレンジで使用しています。最近は普段使いできるデザインの魔除けグッズもあるので簡単に魔除けグッズを常備することが可能ですね。
その1.簪(かんざし)
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簪のはじまりは縄文時代に「先の尖ったものには呪力が宿る」と考えられていたことからです。その先のとがった呪力の宿った棒「髪挿し(かみざし)」が語源になったとか、ならないとか…。最近は魔除け・厄除けの意味のある色の石や・パワーストーンのついている可愛いデザインもありますね。さっと簪で髪を束ねる姿はどんな時代でも美しいです。プレゼントにもいいですね。
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その2.注連縄(しめなわ)
正月を迎える時に古くから門(出入口)に注連縄をつけることで神様を迎える門になるとされ鬼も近づけないのです。また、縄で編んだもので結界をはることができると日本神話から伝わっています。注連縄をつけることで不浄なものは寄り付かず、家もその家に住み住人も浄化されるのです。近年このような古くからある文化への意識は薄れてきていますが、日本で魔除け・厄除けの意味のある代表的なものと言っても過言ではありません。是非今年の正月は飾ってみてはいかがでしょうか。
その3.唐辛子(とうがらし)
中華街のお土産売り場で唐辛子のグッズを見かけることが多いのは、アジア・日本で唐辛子の「赤」は、還暦の赤と同じように色に魔除け・厄除けを意味があるものとして信仰されていたからです。唐辛子の赤と辛い成分の特徴から「火・炎」を象徴し、炎は汚れ・煩悩を浄化するものとされ、中国では唐辛子を使用した料理もまた浄化されると信じられています。日本の仏教でも地獄の赤い炎は不動明王(仏様)の炎で浄化を意味するものです。体内から浄化できる唐辛子は自分の浄化にも最適ですね。
その4.ドリームキャッチャー
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インディアン「オジブワ族」の魔除け装飾です。蜘蛛の巣のような網目から良い夢はすりぬけ、悪い夢は網目に引っ掛かるというスピリチュアルなグッズですが深い意味があります。夜の世界は夢のパワーによってできているとされ、良い夢であれば良い夜の世界だと信じられていました。「良い夢の中からインスピレーションを感じ取り才能に目覚めよ!」というメッセージもあります。朝方に悪い夢の引っ掛かったドリームキャッチャーは太陽の光により浄化されるという仕組みです。
現代では星形やハートなど枠の形がありますが、丸の枠にはフープ(輪)という団結力・結束力などの良い意味もあるので購入時に意味を重視する方はフープのものを選ぶといいでしょう。
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その5.馬の蹄鉄(ていてつ)
蹄鉄とは、馬の足の裏に取り付ける鉄の器具のことです。お洒落なアメリカンネックレスのモチーフなどで蹄鉄をよく見かけますね。これらは幸運の意味があり魔除けとして欧米では親しまれているのです。馬の性質や馬の足の裏に蹄鉄を打ち付ける釘の数がラッキー7の7本であることなどが関係します。そしてUの形には上向きであれば幸福が溜まり・下向きだと幸福を分け与えるという説があるようです。様々な運気の出入り口である玄関の扉に飾ることが多いと思います。
身肌離さず本物の馬の蹄鉄では難しいので、同じデザインであるものをアクセサリーや洋服の模様として使用することが良いでしょう。