その1.疑わない・背かない、信心する
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天国は宗教的なもので各宗教にはそれぞれ神様・仏様が居て、その世界へ導いてくれます。それらの事実は目に見えないもので証明されているものではありませんが、信じることができる人が神様・仏様に愛される人の特徴です。また大人になるにつれ疑うことを覚え、規律に背き罪を犯してしまう人が多いでしょう。子供のような素直で清らかでなければ天国に行くことはできません。
また仏教の真言宗では「三帰文」という「私は仏様に帰依し仏様を深く信心します」と誓う経があります。敬意を表し、信仰心を表すことも大事です。
その2.自分の罪を悔い改めること
大でも小でも何かの罪を犯してしまった人は罪を自覚することです。どんな理由であり人間界では罪は罪ですが、神様・仏様も鬼ではないと思います。キリスト教・仏教どの宗教でも魂の汚れのない限りは悔い改めることで天国(極楽)に行けるのです。仏教では現世と霊界の地獄で罪を償うチャンスがあり、キリスト教のクリスチャンは懺悔できますね。死んだときにお迎えにきてもらえる条件でも魂の清らかさは関係があるでしょう。
その3.各宗教の戒律を守ること
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イスラム教には「コーラン」と呼ばれる聖書があり、六信五行と呼ばれるイスラム教徒であるための戒律が記載されています。コーランの内容は「信仰告白・礼拝・喜捨・断食・巡礼」などです。他にも生活スタイルや食生活・服装など細かく戒律があります。仏教にも五戒という人間として守らなくてはならない戒律があり、五戒の内容は「不殺生戒・不偸盗戒・不邪婬戒・不妄語戒・不飲酒戒」です。
各宗教には戒律があり、それらは私たちが苦からの解放であったり死後豊に生活するためのものであります。戒律を守ることで天国に行けるということになりますね。現代で生活しながら自分の中にある欲望や煩悩に打ち勝ち戒律を守ることは非常に大変なことです。
その4.現世の誰かに天国行きを誓願される
キリスト教では遺族が信者であり神に天国行きを願うことで、無宗教の故人が天国に行くことができるのです。仏教でも仏様を崇め供物をささげ、魂の供養をする日(49日、一周忌、三回忌など)があります。それぞれの方法で現世から祈られることにより無宗教でも、天国以外にいる故人(幽霊)をも神仏の大慈悲で天国に導いてもらえることが可能になるのです。
死後あなたがずっと誰かに愛され続け・祈り・供養される人間になれるよう、日々の行いを死後のためにも現世のためにも改めましょう。
信じる者は救われる
科学では証明のできないスピリチュアルで不思議な世界ですが、天国の存在があるかもしれないこと・天国が苦のない世界なことをこの記事で紹介しました。世界四大宗教を知ることにより現在ある地獄のような人生は、あの世に行ったときに天国にいけるようになる試練であることが考えられるのです。人間界では殺生が大罪ですが、「本当に天国にいけるの?」「本当に神様仏様はいるの?」と疑うことが霊的魂世界では大罪でしょう。
「信じる者は救われる」は現世でも神仏への言葉であり、魂の状態で最も必要な言葉だと私は思います。天国に行けるように信じられる何かに出会えると良いですね。