魂は私たちの中の、どこにあるのでしょう。魂はどこにあるのか・どこで生まれたのか・魂の使命について触れながら魂の存在を信じる筆者が解説します。
魂はどこで生まれたのか?
この世界は、多次元で構成されていると考えられています。魂は「意識世界」で、生まれました。3次元から4次元の世界は、物質世界。5次元以上の世界は、意識世界です。5次元から上の世界、11次元は宇宙だといわています。11次元の上にも15次元・16次元それ以上も、存在すると考える人もいるのです。
5次元から上の世界は、高次元の世界と呼ばれています。高次元には魂の他にも、神・天使・精霊・ハイヤーセルフも存在しているのです。魂は高次元の世界で生まれて、この世界に降りてきています。
人間はボディ・マインド・ソウルで1つの存在
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人間はボディ(体)・マインド(心)・ソウル(魂)の3つを合わせた、存在だといわれています。体・心・魂の「三位一体」で、人間はできているという考えです。私たちは体を使い動いて、ものごとを体験します。体で体験したことを、心で感じているのです。そして心と体の体験は、魂の体験として記憶されています。
三位一体ということは、どれか1つでも弱まると全体の能力も弱まってしまうのです。体がケガや病気をしたり心が傷ついたりしても、魂は能力を発揮できません。体・心・魂は、それぞれに影響を与え合っています。
魂はどこにある?5つの魂・エネルギーについて
魂は、体の中に宿っていると考えられています。体の中とは、体のどこに魂があるのでしょうか?
1:心と魂の違い
魂は、心を司っているのです。心と魂を、同じものだと考える人もいるでしょう。しかし、同じではありません。心と魂は、別のものなのです。
心はポジティブな時もあれば、ネガティブな時もあります。心は周りの影響を受けて、働きを変化させるものです。自分に起こったできごとから生まれる感情は、その都度変化していきます。しかし心の働きが変化しても、魂の働きは変化しません。魂は生きることに、ネガティブにはならないのです。魂のエネルギーは、常に生きることや使命のために働きかけます。
2:体全体
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魂は、1種のエネルギー体だと考えられています。「生きる」こと「使命」を果たす目的を持った、エネルギーです。魂のエネルギーは、生命エネルギーと深い関わりを持っています。生命エネルギーの基盤になるのが、魂のエネルギーなのです。
私たちの体全体に、エネルギーは広がっています。体全体に広がっているのは、魂の場所が体の全体だと考えられるのです。体の中のどこか一部分に存在するのではなく、体全体に広がって存在しています。そして体の持つエネルギーには、様々な種類が存在しているのです。
3:アストラル体(感情)
魂は、アストラル体だとも考えられています。魂と同じくアストラル体も、心を司っているのです。心の働きを司ることから、アストラル体は「感情体」とも呼ばれています。感情・欲望・発想は、アストラル体のエネルギーから生み出されているのです。自我(エゴ)・意識が宿っているのも、このアストラル体だといわれています。
アストラル体は、人間の体を包んで覆っているエネルギーです。体の中に存在するのではなくて、体の全体に存在しています。またアストラル体は、神秘的な能力を発揮するエネルギーとされているのです。アストラル体が魂なのであれば、魂は神秘的な能力を持っているといえるでしょう。
4:エーテル体(オーラ)
エーテル体は「オーラ」とも、いわれています。エーテル体は、体とアストラル体をつないでいるエネルギーです。粘り気があって、体とアストラル体をくっつける働きがあります。
くっつけてつなぐエネルギーなので、肉体の一部と一部をつないでいる場所で活性しているのです。頭と胴体をつないでいる首・腕と胴体をつないでいる肩といった、間接部位で主に活性しています。他にアストラル体やメンタル体の命じたことを、エーテル体が肉体に伝える役割をしているエネルギーです。