事故や病気で突然不自由になったことも前世と関係ある?
あなたが事故や病気になったことの原因が現世にもあるはずなのです。例えば、手が自由に使える幸せを知るためであったり、歩けないことで得る幸せに気付くためであったりピンチはチャンスなのです!「すべて前世の行が悪かったためにこうなった!」「罰が当たった」と考えをせず現世を生きるために自らと向き合いましょう。どうしようもないことに囚われず「無いものは無い」と現状を受け入れることが大事です。
おのずと「前世の問題」なのか「現世の修行」なのか理解できるのではないでしょうか。
心に障害があるのは前世と関係ある?意味は?
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心に生まれつきではない障害(うつ病・統合失調症など)があることは、現世で生きる自分自身の環境や心の問題であり霊的なものはあるかもしれませんが前世と関係はないでしょう。ただ生まれつきある心の障害(発達障害・知的障害など)は別で、前世と関係があると考えられます。前世で誰か・何かのために一生懸命生きた方が現世で自分の魂に素直に純粋に生きられるように、心に障害と言われるものをもち産まれてきたのではないでしょうか。神仏からの愛・優しさかもしれませんね。
また、そのご両親の元に産まれたことにも意味があり前世でも強いつながりを築いていたはずです。
障害がある人に説く「生き方・考え方」3選
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障害のあることで残念ながら不自由なこと、やるせない事があるでしょう。その時自分を優しくしたり愛したりするのは自分自身でなければならないと思うのです。障害のあることまで全部まとめて愛せることのできる生き方・考え方をお釈迦様の知恵を用いてご紹介します。
その1.人間界で障害があることは魂界では関係ない
※これは仮の話です。
障害をもっているある人が「私は障害があります。」とお釈迦様に言いました、お釈迦様は顔色一つ変えず優しい表情で「そうか。」と言われた後に「私にとってあなたに障害があろうと、なかろうと関係ありません。」障害をもっている人は「なんて冷たい人だ!」と立腹しました。この話でなぜお釈迦様が関係ないことだと言ったのか分かりますか?
お釈迦様は人間の容姿も障害も生きているから気になったり障害になっているだけで、その障害のある人の大事な魂・本質には関係ないことだと愛のある返答をされたのです。善人に愛のない言葉を決して発しないことを大前提に「そうか。」の一言は、何事にも動じずフラットな判断をされるお釈迦様なら「私はニキビがあります。」と言われて返事することと同じ程度に応えるでしょう。
その2.足るを知ることで幸福な人生になる
「こんなに苦しいのを分かってほしい」「健常者だったら良かったのに!」とどうにもならないことを諦めずに望んでいたら「何で私だけ不幸なんだ!」と身近にいる家族や兄弟・旦那や彼氏を恨み、世界を恨み、先祖・前世を恨み、最後には「どうせ私なんて…」と自分を恨み苦しむことになるという地獄が待ちわびています。そのようにならないために一度立ち止まり自分とじっくり向き合ってみましょう。
如何に諦めることができるかで生涯感じる幸せ度が変化します。まずは現状を見つめ「足るを知る」!これが幸せになる第一歩です。
※「足るを知る」とは…十分に幸せなことを知ること。現在の状況に満足すること。
その3.手足が不自由でもできる「無財の七施」
お釈迦様は手足が不自由でもお金も地位も何もない人でもできる7つのお布施について説かれています。
※お布施とは…恵むことではなく施しのこと。