悪口を言われても気にしないための6つの方法。大切なのは考え方や態度の工夫?悪口について真剣に考えてきた筆者が悪口を跳ね返す技術をお伝えします – Mistory[ミストリー]
人生の悩み人間関係

悪口を言われても気にしないための6つの方法。大切なのは考え方や態度の工夫?悪口について真剣に考えてきた筆者が悪口を跳ね返す技術をお伝えします

悪口を言われたら気になりますよね。誰しも、悪口を言ったり言われたという経験はあるのではないでしょうか。身近に存在する悪口。出来れば対処する方法を身に着けたいものです。

本記事では、悪口について真剣に考えてきた筆者が「悪口を言われても跳ね返したい」「実際に言われたときの対処法を知りたい」「気にしないで自分の楽しみに集中したい」という方に、すぐに使える対処法をお伝えします。筆者が実際に悪口を言われたときの対応もあわせてお伝えしてみますので、参考にしてみてくださいね。

悪口とは?悪口について考える

image by iStockphoto

悪口は一言でいえば発し手の感情のゴミです。定義としては「相手のことを悪くいうもの」とされています。

悪口を言われて人間不信になる人や、学校や職場に行くのが怖くなる人もいるでしょう。気になってしまうことで楽しいことに集中できなくなることも。悪口には、人のやる気をそいだり自信を喪失させてしまうといったネガティブな威力があります。「悪口はよくないこと」と知られていても、悪口がこの世からなくなることはないでしょう。何故なら、悪口は発し手の心の未熟さや不安定な心が関係しているからです。

特に相手を貶めるために悪意をもった集団での悪口、相手の尊厳を傷つけたり人格を否定するようなものは悪質だと筆者は考えます。ただ生まれてから一度も誰かの悪口を言ったことがないという人はいないのでは。悪口について考えるときには、自分が正しいという視点で完全な被害者モードになるのではなく「自分はどうなのだろう?」という視点も持つことも大切です。

悪口を言われたときに気にしない方法

image by iStockphoto

悪口を言われたときに対処できるようになると、他人の言動に振り回されなくなります。ただ「気にしないようにする」というのはなかなか難しいもの。効果的な方法は「別の考え方をもつ」というものです。

ここからは、悪口を言われても跳ね返すことができる筆者の考え方や態度をお伝えします。技術なので練習することで上達しますよ。

その1:悪口をいう相手の状態や環境を眺めてみる

10代~20代の頃はどちらかという悪口を言う側だった筆者。悪口を言っていたからこそわかること。それは悪口を言うのはその心が満たされていないから。人を思いやる心の余裕もありません。自分だけが正しいと信じています。感情がネガティブに反応していて、自分で対処できていない状態なのです。悪口は発し手の心の問題が引き起こすもの。

幸せなときは、心地よいことを考えますので誰かの悪口をいう必要がありません。人生が充実しているときは、楽しいことを好むので悪口に時間を使いません。そして同じように心地の良い人たちとつきあうので悪口を好む友人はいません。

誰かに悪口を言われたときには「言われた自分」ではなく「悪口を言う相手の状態や環境」を眺めてみましょう。

その2:明るくいつものようにふるまう

image by iStockphoto

自分の悪口を直接見聞きしたときには良い気はしませんよね。筆者は知人から自分の悪口が書かれたメールを受け取ったことが。その時の対応をお伝えします。

知人は共通の知り合いに送りたかったようで、内容は汚い言葉のあふれる事実無根の悪口でした。誤送信に気づいた時点であせったことでしょう。筆者はメールをそのまま返信しました。「間違って私宛にメールが届いていたようです。ここで書かれている内容は事実と異なりますのでご認識くださいね」というメッセージも添えました。彼女からはすぐに「変なメールを送ってしまってごめんなさい」とお詫びの返信が届きましたが、その後は知人のほうが縮こまってみえました。

悪口を言われたときこそ、明るくいつものようにふるまいましょう。相手の弱さの本質が見えてくるものですよ。

その3:悪口を言うグループには弾かれるくらいがちょうどよい

筆者は幼稚園のママ会に参加して、グループから弾かれたことがあります。保護者の方の自宅で子供を遊ばせながらのお茶会でしたが、子どもの傍らで交わされていた話題は「園の変なママベスト3」といったランキング。その場にいた10人のママたちが他の保護者さんの見た目や振る舞いを馬鹿にして盛り上がっていたのです。

筆者はその話題は楽しいと思えませんでしたので、子どもたちと遊びはじめました。そのママたちから2度目のお誘いはありませんでした。さらには園でそのグループのママたちにお会いした時に、挨拶をしても無視されるという現象が。「この人は悪口を言わないやつだ」と認定されたのでしょうか。

悪口を言うグループに関わったときには、弾かれたり嫌われるくらいがちょうどよいですよ。悪口大会に参加しなくてすみます。

その4:悪口の対象となる個性を大切にする

image by iStockphoto

悪口を言われる人というのは「人と違う何かを持っている人」の場合も。以前職場の同僚に言葉遣いや所作も品のある女性がいました。エキゾチックな雰囲気で周囲の女性とは異なっていたためか、多くの職員からは憧れの対象となる一方、一部の女性職員の嫉妬をかってしまったようです。悪口の対象になっていました。

客観的に見て彼女が悪口を言われる原因は美貌。「女性としての魅力」です。尊敬に値するトップアスリートやアーティスト、アイドルにだって必ずアンチはいます。個性や魅力が悪口の対象にもなるということです。

もしあなたが一部の人にのみ悪口を言われるのなら。あなたには他の人にはない個性や魅力があるはず。あなたの「人と異なる部分」を大切にしましょう。

その5:いい人になるのをやめて毒を吐く

悪口を言われて落ち込む方は、いい人すぎるのではないでしょうか?悪口は発し手の個人的な理由が原因であるのにその問題や悪意まで受け止めてしまっているからです。もしあなたが聖人を目指しているのではないのなら。いい人になるのをやめましょう。

筆者のやり方ですが、まったく関係のない第三者に毒をはくことがあります。筆者がよく使うのは「もしもシリーズ」。例えば「悪口好きな人全員を無人島に送りこんだらどうなるんだろうね」といった、不謹慎な話をして盛り上がるのです。「お互い悪口を言い合いはじめて、静かな無人島が罵詈雑言で騒がしくなるのかな?」などと妄想が膨らみ話が脱線していくことも。

筆者は、関係のない人と毒を吐くようにしています。

次のページを読む
1 2
Share: