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末広がりが縁起がいい2つの理由!数字8との関係もスピリチュアルな世界に詳しい筆者が解説!

「末広がり」という言葉はとても縁起がよいとされ、日本ではおめでたいときなどによく使われる言葉といえるでしょう。私たちも「末広がりで縁起がいい」という使い方をしますよね。ではこの末広がり、どうして縁起がいいのか考えたことはありますか?ここでは末広がりは縁起がいいといわれる2つの理由と日本で縁起がいいといわれる数字8との関係についてスピリチュアルな世界に詳しい筆者が解説しましょう。

末広がりという言葉の意味は?

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末広がりは漢字の「八」や富士山の形で例えられるように上部よりも下部が広がっている様子を表している言葉です。そして下の部分を「末」と表し「末広がり」となったようですよ。

この広がった下の部分は、「未来」「将来」などを表しており、下の部分が広がっているのはこれからあなたが向かうであろう未来は明るく大きく広がっているということを意味しているといわれています。そして末広がりとは小さくなることなく永続的に繁栄することをも意味しているといえるでしょう。

末広がりは縁起がいいといわれる2つの理由

末広がりという言葉は縁起がいいといわれていますがその理由を知っていますか?ここでは末広がりは縁起がいいといわれる数字の8に関連している狂言の演目「末広がり」に由来するという2つの理由について詳しく解説します。

日本で縁起がいいとされる数字8に関連性があるから

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8という数字は日本や中国でとても縁起がいい数字といわれていました。とくに漢字の発祥の地である中国では「八」は会社などの屋号に使われる、設立する日を8がつく日にするなど財産を産む数字として重宝されています。また風水においても「八」はとても重要な数字。風水では八角形をデザインした八卦を表すモチーフが多く用いられていますよね。

日本では漢字が伝わる以前から8という数字は縁起のいい数字とされてきました。末広がりは日本や中国で縁起がいいといわれる8という数字に関連する言葉として縁起がいいといわれるようになったということです。

狂言の演目「末広がり」に由来する

日本の伝統芸能である「狂言」の人気演目の中に「末広がり」という作品があることを知っていますか。狂言は現在でいう「喜劇」。笑いは福をもたらすといわれていますよね。

この狂言で主が家来に買ってくるようにといったものが末広がりという扇。末広がりという扇のことと知らない家来は詐欺師に騙されて古い傘を買わされましたが、騙した男に教わった囃子物を歌うと主人の機嫌が直って家来と一緒に踊ったという内容の演目。とても賑やかで明るいこの歌で主は怒っていたことも忘れてしまったとか。めでたい結末となるこの狂言にまつわる言葉として「末広がり」は縁起がいいといわれるようになったそうです。

日本で8という数字が縁起がいいといわれる理由とは?

日本では8という数字はとても縁起がいいといわれていることを知っていますか。それは中国から漢字の八が伝えられる前からといわれています。ここでは日本で8という数字は縁起がいいといわれる2つの理由について解説しましょう。

8は日本では聖数字とされているから

日本では稲作を始めたころから2と8という数字がとても縁起の良い聖数字といわれてきました。多くの方は「7がラッキーナンバーではないの」と思われるかもしれませんが、7がラッキーナンバーといわれるようになったのは最近のこと。西洋からラッキーナンバーとして紹介されたことによります。

日本最古の書物といわれる古事記に登場するスサノオノミコトが退治したのは八岐大蛇(ヤマタノオロチ)。また八百万神(やおよろずのかみ)、八雲(やくも)など8という数字を使った言葉が多くみられます。8は日本ではあらゆる方向を示す数字でもあるためかなり古い時代からとても縁起の良い数字とされてきたといえるでしょう。

漢字の八が末広がりを意味するから

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日本に中国から漢字が伝えられると「八」という文字の形から、裾が広がっている「末広がり」を意味するといわれるようになりました。漢字の八という字の裾が広がった形は未来が大きく開ける、永遠に続くと考えられるとても縁起がいい字といわれるようになったそうですよ。現在では末広がりすなわち漢字の八ということが一般的になっているといえるでしょう。

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