産後イライラするときの対処法を経験者である筆者が分かりやすく解説 – ページ 2 – Mistory[ミストリー]
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産後イライラするときの対処法を経験者である筆者が分かりやすく解説

産後のイライラの対処法7つ

産後は不安定になりイライラしやすいものです。対処法を知り、賢く乗り越えていきましょう。

1. ホルモンの変化を理解し無理をしない

ホルモンの変化によるイライラは、ある程度時間が経てば落ち着いてきます。そのため、一時的なものであることを理解し、無理に抑え込もうとせず、できる限りリラックスすることが大切。周囲の人や家族には「ホルモンバランスでイライラする」など正直に伝えておくと、トラブルになりにくいかもしれません。また、ホルモンバランスの変化は産後特有の現象であり、これに伴う情緒の変化を受け入れることで、自分自身の心の安定を図ることができます。

イライラを無理に抑えようとするより「イライラしてもいいんだ」と、現状を受け入れる声かけを自身にもしてあげると心が軽くなりますよ。

2.睡眠を工夫する

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短時間でも質の良い睡眠を取ることが重要です。赤ちゃんのお世話で夜にまとまった睡眠時間が取れない場合は、昼間に赤ちゃんが眠っているタイミングで一緒に休みましょう。チャンスだからと家事をやりたくなる気持ちもわかりますが、睡眠時間が足りていないのであれば休むことを優先してくださいね。また、赤ちゃんが夜に起きた際は、パートナーと交代で対応するようにするのもおすすめ。おむつやミルク、抱っこして寝かしつけることはお母さんでなくてもできるのですから。

加えて、夜間の授乳時は照明を暗めにした環境を作ると、お母さんも赤ちゃんもリラックスすることができますよ。

3. 周囲にサポートを求める

育児はひとりではできません。ですので、いろいろと抱え込まず、周囲のサポートを積極的に受けることが重要です。遠慮しないでパートナー協力を求める、両親や親戚、友人に数時間だけでもサポートをお願いしましょう。育児中のつらさは、周りの人に伝えることで共感してもらうことが多いものです。そのほかにも育児支援サービス(ベビーシッター、自治体のサポート)などを活用するのもいいでしょう。

4.コミュニケーションを大切にする

パートナーとの関係がギクシャクしないように、お互いの気持ちを伝え合うことも忘れてはいけません。まず、育児の大変さを率直に話してみましょう。ホルモンバランスが不安定なこと、体がいつも通りに動かないことを伝えて理解してもらうのです。そして、夫の気持ちも聞いてみましょう。家族が増えて、責任感が強まっているかもしれませんし、何かしたい気持ちはあるものの、何をしたらよいのかわからないかもしれません。

育児は妻ひとりの仕事ではなく、夫婦で協力するもの。具体的にどんなサポートが欲しいのか伝えながら、感謝の気持ちをお互いに持ち尊重し合うことが大切ですよ。

5. 外の世界とつながる

孤独感を感じないよう、できるだけ外の世界とつながってみましょう。SNSや地域の育児サークルを活用し、ママ友を作るのもいいですね。昔からの友人と連絡を取ったり、同じように出産育児をしている友人とつながったりすることで、情報交換や心配事の共有ができます。そして、気分転換に短時間でも外出するようにしましょう。赤ちゃん以外の人と接することで、社会とのつながりを認識することができますよ。
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