インフラやツールを整えると集中力が向上しやすい
自分でできる対処法を実践するのも良いですが、インフラやツールを充実させると仕事を快適にこなしやすくなり、結果的に仕事への集中力ややる気を高まる場合もあります。速く安定したWi-Fi、スペックの高いPC、使いやすいキーボードやマウスなど、できる範囲で揃えてみてください。
特にネットが早く安定すると、データの編集やテキスト作成、ビデオ会議、調べ物などがスムーズに行えます。ストレスなく作業ができるので、仕事への集中力が切れにくくなるのが嬉しいポイントです。またGoogle Drive、Dropbox、Slack、Microsoft Teamsなどのサービスを活用し、同僚や上司と連絡の取りやすく、データのやり取りがしやすい環境を整えるのもおすすめですよ。
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テレワークの注意すべきデメリット
ここからは、テレワークのデメリットの中で、生活に悪影響を及ぼすものをピックアップして紹介します。テレワークには通勤時間や通勤に伴うストレスを解消したり、リラックスして働けたりするメリットもありますが、以下のデメリットには十分気を付けなくてはなりません。デメリットに影響を受けすぎると、生活習慣や精神状態が悪化してしまいます。
リモートワークはメンタルヘルスに悪影響を及ぼしやすい
リモートワークには、人とのつながりが希薄になったり、体の活動が極端に低下したりして、メンタルに悪影響を与えやすいというデメリットもあります。すぐに同僚や上司と話したり、問題について相談したりしにくいので、ストレスや孤独を感じやすくなるのです。Slackやchatworkなどのツールを使用する場合が多いですが、実際に対面で働くときと比較すると、どうしてもレスポンスは遅くなります。
また、通勤退勤がなくなるので、体を動かす機会が非常に少なくなるのも怖いポイント。体の活動が減ると体力の低下、血流の悪化、体重増加などが引き起こされます。さらに倦怠感や肩こり、頭痛、食欲不振または過食などの症状も出やすくなるのが厄介なポイントです。実際に身体活動力が少ないと、糖尿病や高血圧、メタボ、骨粗鬆症などの発症に影響すると考えられています。
サービス残業が発生しやすい環境
テレワークは仕事時間とプライベートの時間が曖昧になりやすく、人によっては「ここまでは仕事を終わらせたい」と思い、サービス残業してしまう場合もあるでしょう。仕事のONとOFFをしっかり切り替えないと、精神的にも肉体的にも休まりにくくなり、ストレスや疲労が蓄積してしまう恐れがあります。
テレワークで業務を終了したら、PCを閉じ、Slackやchatworkなどもこまめにチェックしないのがおすすめです。職場からの退勤と同じように、「仕事は一切しない」と決めてしまいましょう。タスクを完了できなくても、業務時間外で仕事をする必要はありません。残業する場合はしっかり上司に報告し、正式に残業するようにしてください。
光熱費が高くなりやすい
テレワークが基本になると、1年を通して冷房や暖房などの空調を自宅で使うようになるので、光熱費が高くなりやすくなります。会社にいる間に使わなかった電気やガス、水などがどうしても発生するので、特に一人暮らしの人は光熱費の向上を実感しやすいでしょう。光熱費は、必ずしも会社や仕事の依頼主が負担する必要がないため、金銭的な打撃になりやすいです。
テレワークを快適にサポートするアイテムを紹介
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最後に、快適なテレワークを実現するために使いたい、おすすめのアイテムを紹介します。少しでも身体的、精神的な負担が少ないテレワークにこだわりたい人は、ぜひ以下のアイテムを活用してみてください。
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