3.全てを否定しない
反抗期というのは成長という意味でも大切な時期ですから、性格や価値観、友人関係なども含め否定しないであげてください。大切にしていることを否定されたら、大人だっていやな気分になるものです。大人と同じように子供も悩みを抱えているもの。「何となく今日は様子がおかしいな」と感じたら、そのときは子供の気持ちを理解するためにも適切な距離を保って接するようにしてください。
4.意見をしっかり聞く
子供の意見にしっかり耳を傾けることも重要です。頭ごなしに子供の意見を否定しないようにしましょう。子供の反抗には何かしらの理由があります。まずは子供がどう思っているのかを聞いたうえで、子供の立場になって考えてみましょう。話を最後まで聞いたあと、肯定できることは受け入れ意見を述べる、違うと感じたのならなぜ違うと思ったのか、子供にもわかるよう丁寧に説明してあげることが大切です。
小学生の反抗期に対する親の心構え
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最後に小学生の反抗期に対する親の心構えについて解説します。
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1.突き放す言葉を言わない
たとえ反抗期の小学生でも、まだまだ親に甘えたいのは言うまでもありません。生意気なことを言ったり態度にしたりすることもありますが、力ずくで押さえつけたり口で言い負かすようなことはしないよう意識しましょう。「勝手にしなさい」と突き放す言葉も使わないようにしたいですね。親の声かけひとつで、子供は「理解してくれない」と思うようになり、さらに反抗的な態度を取るようになるでしょう。
2.友人に話を聞いてもらう
子供の言い分によっては、親であってもイライラしまうことはたくさんあります。そのようなときは、友人や先輩ママに悩みを聞いてもらうことが大切です。同じような経験を持つママ友やパパ友に聞いてもらうことで、親のストレスが軽減したりアドバイスをもらえたり、抱え込まないようにしてくださいね。
反抗期の我が子と接する時には本人の意思を尊重することが大切
反抗期に入った小学生の子供を持つ親の気苦労は、並大抵のものではありません。それまで特に喧嘩をしたこともなかったのに、いつしか親に対して反抗的な態度を取る時期は大なり小なりあるものです。だからといって、自分のイライラを子供にぶつけるのではなく、子供の成長過程のひとつだと思えば、いろいろ御託を並べていても反抗期の子供がかわいく思える場面が増えるかもしれません。