2.すでに退職していないか、退職する旨を会社に伝えていないか
2つ目はすでに退職していないか、退職する旨を会社に伝えていないかを確認し2人で話し合うことです。年齢などの制限で思うように転職活動がうまく進まない可能性も十分に考えられます。そのため転職先が決まらない状態で退職すべきなのかも、冷静に話し合う必要があるのです。転職先がなかなか見つからないために、経済的な問題で夫も焦り始めるかもしれません。転職先が決まるまで、夫の退職を延ばしてもらうことも選択肢の中に入れておくべきでしょう。
3.転職が頻繁なこと
3つ目は、頻繁に転職していないかという点。転職ばかりしていて長続しないという場合は、もう一度話し合って本当に転職しなくてはならないのかを考え直してもらうことも必要なことです。初めての転職ならそんなに問題が大きくありませんが、何度も転職してそれが癖になっている人も少なくありません。どんな仕事でも長続きせず何度も離職してしまう人は、仕事そのものを甘く考えている可能性があり、転職が当たり前になっていると可能性もあります。少なくとも転職先で3年〜5年以上は勤めるように、夫と話し合いをして転職のルールを夫婦間で決めておくこともいいでしょう。
4.一時的な感情ではなくきちんと考えた上で決めたのか
次に話し合いで確認しておきたいのは、一時的な感情ではなくきちんとした考えの上で転職を決めたのかどうかということ。仕事の失敗や上司との軋轢で仕事を辞めたいと思うことは、仕事人生の中で何度も思うことです。そのため現職でそのまま定年まで続けられる自信を失ったり、嫌になってしまうことも少なくないでしょう。しかし、一時的な感情だけで転職すると失敗する可能性も高いのです。夫がどんなことで悩みを持って出した結論なのか、妻としてしっかりと見極めるようにしてください。
5.年齢がネックとなり転職が困難にならないか
5つ目は年齢がネックとなり、転職が難しくならないかということです。一般的に年齢が40代後半になってくると求人数は少なくなるため、転職は難しくなってきます。また、この年代以降の転職は収入が下がる人が多い傾向も。夫が特殊な資格や経験が豊富であれば、そんなことも少なくなりますが、何もない場合は転職がかなり難しくなると思っていいでしょう。そのため、そのこともしっかりと認識した上での転職なのかをよく話し合ってください。
転職前後の収支を夫婦でしっかり把握する
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転職後の収支も夫婦でしっかりと把握しておく必要があります。転職する時点では、お金の動きが出きますが、現職で働らきながら転職活動するか、一旦辞めて転職活動するかでも状況が変わってくるので、その点を考慮しておきましょう。
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1.働きながら転職活動した時
働きながら転職活動をした時は、収入としては、現職の給与・ボーナスがありますが、支出としては、食費・家賃・光熱費・通信費などの生活費や医療費などがありますね。