その2 欲を満たさないと気が済まない
何度もお伝えしてきましたが、我慢できない人は幼い頃から甘やかされて育ってきた傾向があります。欲しいものは親がすぐに買ってくれる、自分がしたいと思った事は叶えて貰える、という育てられ方をしてきたため、自分の欲を抑えることが苦手です。そのため、大人になってからもお金が足りないのに借金をしてでも欲しいものは買う、といった浪費癖がついてしまうケースも珍しくありません。
その3 我慢しなくても大丈夫だと思っている
我慢できない人は、心のどこかで「我慢をしなくても大丈夫だろう」と思っています。例えば、ダイエット中であるのに食欲を我慢できずに食べてしまう、仕事の納期が迫っているのに漫画を読んでしまう、など危機感があまりにもなさ過ぎるゆえの行動がみられるでしょう。本人は「これくらい我慢しなくても大丈夫だろう」と思っているのでしょうが、実際はかなり厳しい状況になっており、手遅れになってから後悔するパターンも多くみられます。
自制心を鍛えるための方法4選
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我慢できない性格になった原因として、幼少期からの育てられ方が大きく関係していることが分かりました。しかし、大人でも今から我慢できない性格を直すことは十分に可能です。最後に、自制心を鍛えるための4つの方法をご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
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その1 時間に余裕を持つ
まずは、時間に余裕を持って日々を過ごすように心掛けてみましょう。なぜなら、時間の余裕はそのまま心の余裕にも繋がるからです。心にゆとりができれば、イライラしたり我慢ができないといった状態が少しずつ改善されていきます。一日のスケジュールを書き出してみたり、やらなければいけない仕事を先延ばしにしない癖をつけたりすれば、日々にゆとりが生まれて自然と自制心も備わってくるでしょう。
その2 頭で考えてから行動する
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自制心を鍛えるためには、行動を起こす前にいったん立ち止まって頭でよく考える癖をつけましょう。我慢できない人の多くは「何かをしたい」と思った時に、頭で考えるよりも先に体が動いてしまっている傾向があります。その行動力が良い方向に働く場面もありますが、多くはよく考えずに動いてしまったために後悔をするでしょう。
目先の欲に惑わされず、長い目で物事を見るように意識すれば、損をしない生き方ができるようになるのではないでしょうか。
その3 相手の気持ちをよく考える
我慢ができない人は、相手の気持ちをよく考えるように意識してみると良いでしょう。普段から自分のことしか考えておらず、相手への気遣いや配慮が足りていないはずです。常に自分中心で周りに合わせてもらってばかりだと、いつか嫌われてしまいます。「これを言ったら相手はどう思うかな」と考える癖をつけてみたり、それが難しければ「自分だったらどう思うだろう」と自分自身に置き換えて考えてみるのがおすすめです。