その1 過去から学ぼうとしないから
人は何かに挑戦して失敗したとき、同じミスを繰り返さないように対策を考えます。自分に甘い人は失敗しても過去の経験から学ぼうとせず、途中で諦めてしまったり、できない理由を他人や環境のせいにしたりするでしょう。反省して次からの対策を考えなければ、一向に出来るようになりませんし、そこで成長が止まったままです。そのため、毎回同じ所でつまずき変化がないでしょう。
その2 なんとかなると思っているから
自分に甘い人は、今やらなくてもなんとかなると思っていて危機感が足りません。基本的に「なんとかなる」「誰かが助けてくれる」と周りに頼りすぎている部分があります。楽観的なのは良いことですが、度を超えると周りの人からは「だらしない」「甘ったれ」と思われてしまうでしょう。責任感を持って物事に取り込むことが大切です。
その3 必ずいい結果が出ないと頑張れないから
何かに挑戦した結果が、必ずしも良いものとは限りません。絶対に成功するという確証がないとやる気にならないのが、自分に甘い人です。「失敗するかもしれないのに頑張るだけ無駄」と思っているため、適当になったり挑戦自体しなくなるでしょう。必ずしも良い結果が出るかは分からないけど、挑戦することで学びを得たり、自分の経験値が上がります。自分に甘い人とそうでない人では、こういう所から少しずつ差が生まれてしまうでしょう。
自分に甘いのを直したい!4つの改善方法
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自分への甘さに対して直したいと思いつつも、なかなかできなくて悩んでいる人もいるかもしれません。今回は自分に甘いのを直したいと思っている人に向けて、4つの改善方法をご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
その1 なりたい自分像をつくる
自分に甘い人は、まずはなりたい自分像を設定してみましょう。目指すべきゴールが見えると、それに向かって自然と努力できるはずです。今やりたいかやりたくないかではなく、将来なりたい自分の為に必要かどうかで判断してみてください。自分に負けそうな時も、これで自制できるはずです。楽しくポジティブに努力できる考え方なのでおすすめします。
その2 他人から見習うべき点を取り入れる
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憧れの人や尊敬する人から見習うべき部分を自分に取り入れましょう。仕事でも何でも成長が早い人というのは、よく他人を観察してその人の良いところをマネしようとします。良いところは自分に取り入れて、逆に悪いところは反面教師にすることで、自身の成長に繋がるでしょう。すると、徐々に自分への甘さも無くなっていきます。