その2.言葉で「やめてほしい」と伝える
なぜ嫌がらせを受けるのか理由がわからない場合は、はっきり自分の言葉で「やめて」と伝えてみましょう。意地悪をする人の中には意思表示をしない人をターゲットにしている場合があります。何も言ってこないだろうと思っていた相手に「やめて」と言われてひるむ人もいますよ。
はっきり言葉にして伝えた場合、もしかしたら反論されたり言い争いになったりする可能性もあります。しかしこのまま我慢して生活するのはしんどいですよね。勇気を出して自分の気持ちを伝えてみましょう。
その3.あえて褒めまくる
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嫌がらせをしている人は、人よりも優位でいないと気が済まない人も多いです。プライドが高い人にはあえて褒めまくる作戦で対応してみましょう。身につけているものを褒めたり尊敬している旨の発言をしたりすれば、自分をわかってくれている人と感じて攻撃してこなくなるでしょう。
自分を良い気分にさせてくれる人に嫌悪感は抱きません。これがきっかけで良好な関係が築けるかもしれませんよ。自分をいじめの対象にしてきた人を褒めるのは正直良い気持ちはしませんが、ここは大人の対応で乗り切ってみてくださいね。
その4.距離を置いて過ごす
嫌がらせを必死に我慢して生活するよりも、距離を置いてなるべく接点を持たないようにするのも一つの方法です。心や物理的な距離があるのにも関わらず、わざわざこっちに出向いてまで嫌がらせをしには来ないでしょう。
仕事の関係では嫌でも接しなければならない場面もありますよね。そのような場合は事務的なコミュニケーションにとどめて、時間も短めに切り上げてみてください。あなたの精神的負担はかなり減らせるでしょう。
嫌がらせを受けた際のNG行動2つ
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嫌がらせを受け続けていると悔しくて仕方ないですよね。だからといって自分のストレスを発散させるため、何をやっても良いというわけではありません。嫌がらせを受けた際のNG行動を紹介するので参考にしてみてください。
その1.仕返しをする
不快な気持ちにさせられた側の痛みをわかってほしい、同じ目に合わせてやりたいとの気持ちから「仕返ししてやる」と考えてしまいそうですが、仕返しをするのはどのような理由であっても避けましょう。意地悪をする人と同じタイプになってしまって良いのか、一度立ち止まって考えてみてください。
仕返ししても後味が悪いですし、あなたの仕返しを言いふらされる可能性もありますよ。嫌がらせをするような性格の悪い人は、あなたが仕返しをしなくてもそのうち痛い目にあいます。
その2.共通の知人に愚痴をこぼす
心ない発言や行動によって不快になった場合それを知人に話してすっきりしたいところですが、お互いを知る知人には愚痴をこぼすのは避けた方が無難です。その愚痴がどのように相手に伝わるかわかりませんし、次のトラブルを招く可能性も否定できません。
愚痴を聞いてもらうこと自体はストレス発散にもつながるので重要です。もし愚痴るならまったく関りのない家族や友達にしておきましょう。