その2.母親嫌いな自分を認める
親孝行している友達の姿を見たり話を聞いたりすると、母親を嫌っている自分を「悪い人」と感じてしまう人がいるかもしれませんね。決して自分を責めないでください。嫌いになったのには理由があったはずです。理由があるのだからしょうがない…と自分を認めてあげましょう。
母親嫌いな自分を認めなければ、自分で自分を追い詰めることになります。母親からのダメージに加え、自分からもダメージを与えてしまってはあなた自身が壊れてしまいますよ。後ろめたい気持ちを持たずに心穏やかに生活してくださいね。
その3.適度な距離を保つ
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これからも嫌いな母親と付き合いを続けるなら、適度な距離感で接するようにしましょう。同居している場合も離れて暮らしている場合も同じです。自分の人生ですから自分のやりたいことをやるために、母親との関りを必要最低限にして過ごしてみましょう。
母親から電話がきたとき「声を聞きたくない」と思ったらメールで用件を伝えてもらうようにする、頻回の電話が嫌なら月1回にしてもらうなど、適度な距離を保つ方法はたくさんありますよ。母親と接することで発生するストレスを少しでも減らす生活を心がけましょう。
その4.母親の良いところに目を向けてみる
嫌いな母親と付き合っていくうえで関係修復を望む場合は、母親の良いところに目を向けてみるようにしてみましょう。嫌いな感情が一度芽生えると、その人の嫌な部分ばかりが気になりますよね。いったん立ち止まり、母親の良いところや感謝できることに目を向けてみましょう。
頭の中で考えるだけでも良いのですが、おすすめは紙に書き出してみることです。「毎日ご飯を作ってくれた」「産んでくれた」などどんなことでも構いません。そしてときどきその紙を見返してみましょう。母親に対する気持ちに変化が見られるかもしれませんよ。
母嫌いの気持ちが和らぐ2つのタイミング
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今は母親に嫌悪感を抱く人も、タイミングがあれば関係を修復したいと願う気持ちがあるかもしれませんね。母親への嫌悪感が和らぐ瞬間を紹介します。歩み寄れるベストタイミングなので、関係を改善させたい気持ちがある人は心に留めておきましょう。
その1.自分が母親になったとき
自分が母親になったときは、母親への嫌悪感が和らぐ一番のタイミングかもしれません。赤ちゃんを愛おしく感じる瞬間、「きっと自分も母親にこんな風に思われていたのだろう」と感じられますよ。
また、育児は体力も気力も使います。思い通りにいかずイライラする気持ちや疲れて何かにあたってしまう気持ちが理解できるかもしれません。母親の苦労を自分で体験したとき、母親に対する感謝の気持ちがあふれ出てくるでしょう。素直に「産んでくれてありがとう」と言える瞬間がきっと訪れますよ。
その2.母親が大病を患ったとき
悲しいことですが母親が大病を患ったときも嫌悪感が和らぐタイミングです。もう母親と過ごす時間があまり残されていないと感じたとき、距離を置いていた謝罪やこれまでの感謝を伝えたくなるでしょう。
これは母親側も同じ気持ちかもしれません。子どもと疎遠になってしまった原因が自分にあるとわかっている人なら、謝りたいと感じているかもしれませんよ。お互いが歩み寄る良いチャンスです。心を開いて自分の気持ちを伝えてみてくださいね。