そもそも結界とは
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結界とは、悪霊や厄災といった悪いものからその対象を守り、綺麗な空間を保つ効果があるものです。いわゆる「バリア」とよばれるものと同じ。日本では、古くから結界を聖なる領域を守るために使用されており、有名なものであれば三重県の伊勢神宮や栃木県の日光東照宮、皇居、地図上で繋ぐと一直線になるレイラインなどです。
悪霊や厄災から身を守るイメージの強い結界ですが、使い方次第では、浄化効果・勉強や仕事の効率を上げる・運気の底上げをすることも出来ます。正しい結界を張って、日常の効率を上げましょう!
結界の張り方7選
結界は陰陽師など特殊能力を持った人にのみ張れるものとは限らず、誰でも簡単に張れるものです。結界の張り方にもいくつか種類があるので、自分の好みに合った方法で結界を張りましょう。それでは早速、結界の張り方を7選ご紹介していきますね。
その1:盛塩で結界
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メジャーな方法で、自宅で既に行っている人もいるのが「盛塩」です。玄関の場合は扉の内側か外側の両端に置き、部屋の場合は盛塩を結界を張りたい部屋や場所の四隅に置きましょう。盛塩は結界になるだけでなく、同時に高い浄化効果も期待できます。その際盛塩に使用する塩は、粗塩やクリスタルソルトがおすすめ。手に入らない場合は、食卓用の塩でも問題はありませんよ。
盛塩は作って置くだけなので手軽ではありますが、置きっぱなしには注意が必要です。使い終わった塩は邪気を吸収しているので、1週間を目安に新しいものに交換して下さい。もったいないから料理などに使用するのは厳禁です。トイレで水と一緒に流すのがよいでしょう。
その2:書籍を利用した結界
身近にある意外なものでも結界は張ることができます。それは「書籍」です。俗世的な波動の低いものでは結界を作ることは出来ませんが、波動の高い書籍であれば、結界を張ることができます。一口に波動といっても、スピリチュアルな能力に優れた人でなければ波動を感じ取ることが出来ませんよね。書籍の波動の高さは、内容によって変わります。平和・愛・奉仕・貢献といった内容の書籍は波動が高いジャンルです。
そういった書籍を平積みにして部屋の四隅に置きます。冊数の目安としては8畳の広さに4冊が良いでしょう。書籍も盛塩と同様に置きっぱなしは良くありません。埃などの汚れが溜まらないように掃除をし、他の書籍との入れ替えを行い、結界として使用した書籍は定期的に本を休ませてあげて下さい。
その3:霊府を使用した結界
霊府とはおまじないがかかったお札のこと。呪符・御札・タリズマンと呼ばれるものの総称でもあります。お札であれば神社やお寺で授与して貰えるので、手に入れやすい霊府です。霊府は結界効果の欲しい部屋や玄関に張り付ける、または身に着けたりするだけでOK!
使用後は速やかにお焚き上げをして土に返す、神社やお寺など授与して貰った場所で奉納供養をしましょう。霊府の結界効果を最大限にするのには、信じる気持ちがとても重要です。そうすることで、霊府に込められているエネルギーが発揮されやすくなりますよ。
その4:水を使用した結界
水を使用した結界は、空間に結界を張るのではなく、自分自身に結界を張るというもの。まずは、水の他にセージ・水晶を準備しましょう。水を沸騰させた中にセージと水晶を入れ、再度沸騰させます。火を止めて冷ましたら、200mlほどをコップに入れて飲んで下さい。飲む際には水晶を飲み込まないように注意が必要です。
飲んだ水が体内から汗として排出される際に、結界として効果を発揮します。水を使用した結界の効果の持続時間は約1日ですが、体内から結界を自分に張れるので、非常に強力な結界です。大事な会議の日や勝負の日におすすめの方法といえるでしょう。
その5:アチューメントを利用した結界
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特定の高次の存在のエネルギーを借りて、結界を張ることも出来ます。それが「アチューメント」です。アセンデットマスターや大天使と呼ばれる高次の存在のエネルギーと繋がり、エネルギーを活用します。アチューメントを利用した結界の張り方は非常に簡単です。繋がりたい高次の存在に対応したアチューメントを唱えるだけ。
高次の存在と繋がるアチューメントとして有名なものであれば、アセンデットマスターのセントジャーメインと大天使ザドキエルによって管理されている聖なるエネルギーなどです。対応しているアチューメントを3回唱え、結界を張りたい部屋もしくは部分を紫と銀色の炎が包み込んでいるイメージをしましょう。その際に不要なものが一緒に燃えているイメージすると、結界だけでなく浄化効果も期待できます。