その7.思いやりに欠けている
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思いやりに欠けているのも夫婦仲を冷めきった状態にする原因になります。大変な思いをしていたり、具合が悪そうにしているのを見て「大丈夫?」と声をかけていますか?
同じ空間で暮らす人に対しては、思いやりの気持ちや気遣いがとても大事です。その気持ちが相手から感じられなければ「大事にされていない」「愛されていない」と感じるでしょう。だんだんと愛が冷め、仮面夫婦となってしまいます。
冷めていく夫婦の行く末は?
冷めていく夫婦の行く末として思い浮かぶのは離婚ですよね。しかし離婚まで至らなくてもさまざまな影響があります。まず一つ目は浮気です。家が居心地の良い場所でなくなったり、異性として見てもらえないと感じたりした場合、外に癒しを求めるでしょう。
二つ目は子どもへの悪影響です。子どもはとても敏感なので、夫婦仲が悪いことをすぐに察知するでしょう。仲良くなってもらいたいからと無理して良い子を演じたり、顔色を伺ったり、はたまた非行に走ってしまったりしますよ。結婚に良いイメージを持てないので結婚に関して悲観的にもなりがちです。
夫婦仲を修復する2つの方法
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これからもずっと結婚生活を続けたいと少しでも思うのなら、夫婦仲が完全に冷めきってしまう前に修復する必要があります。あれこれやっても疲れてしまうので、心がけだけで簡単にできる2つの方法を伝授しますよ。今からでも始められるものなのでぜひ試してみましょう。
その1.まずは自分が変わる意識を持つ
自分が変わらなければ相手も変わりません。夫婦仲を修復したいならまずは自分が変わる意識を持つようにしましょう。些細なことでも感謝の言葉を伝える、「いってらっしゃい」の声掛けができていなかった場合は見送りをきちんとするなどを日常にするのです。
また言い方を変えるだけでも効果はありますよ。旦那に愚痴りたいことがあった場合は強い口調で言うのではなく、相手を思いやるような優しい言い方に変えてみましょう。頭ごなしに言われるよりもグッと聞く耳を持ってくれます。
その2.なるべく一緒にいる時間を増やす
相手への関心がなくなると自然と気持ちが冷めていきます。なるべく一緒にいる時間を増やし、少しずつで良いのでコミュニケーションをとってみましょう。会話のきっかけがない場合はテレビを観ながら独り言を言うのがおすすめですよ。
テレビに出てきた料理を見て「おいしそう」「食べたいな」などとつぶやくと「え?なに?」「本当だ」と相手も言葉を発する可能性が高いです。そこから会話が続き、楽しい時間が過ごせるかもしれません。それが日常になれば相手からも話しを振られるようになるでしょう。
夫婦にはコミュニケーションが大事
冷めていく夫婦の共通点を見てみるとコミュニケーションが取れていなかったり、コミュニケーションの取り方が間違っていたりする傾向がありますね。やはり夫婦円満には日頃の良好なコミュニケーションが欠かせません。日常で交わされる小さな言葉一つにも相手を気遣った言葉を使ってみましょう。ちょっとした思いやりで温もりある夫婦関係が築けますよ。お互いを尊敬し合い、笑顔の絶えない家庭を築いていきましょう。