右の耳が痒いvs左の耳が痒い:学術的見方4選
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耳が痒い理由を右と左に秘められた意味と一緒にして学術的に見てみました。ちょっと難しく聞こえるかもしれませんがどれもスピリチュアルをベースにした考え方で、納得できる例ばかりです。一人の人間の身体でも右側と左側には異なる性質があり、耳が痒い時もどちらの耳なのかで捉え方と対処方も変化します。これまで耳にしてきた数々の迷信や縁起など各国の言い伝えにはどのような例があるのかご紹介していきましょう。
1.耳が痒いことの社会学的見方
身体の右側と左側はそれぞれ特有の意味を持つと信じられてきました。人気の言葉で表せばジェンダーの差、つまり身体の右側は男性的で投影的または活動的な側、左側は女性的で、受動的または受容的な側。さらにいうと、スピリチュアルなエネルギーは身体の左側を通って吸収されるのです。つまり私達の周囲から受け取るエネルギーは体の左側と深く関わっており、放出されるエネルギーは右側と関係していることになります。
2.耳が痒いことの文化人類学的見方
左側が邪悪な側として多くの伝説・文化で語り継がれてきたという事実も無視できません。右耳が痒い時は誰かに称賛されている時!そして未来は幸運に恵まれます。左耳が痒い時は悪口を言われている時!または悪運に見舞われる前兆。各国の文化や宗教を見ると身体の右と左に関わるものは同じまたは真逆なこともあるので、一言でいえませんがスピリチュアルな解釈なら、常に左側が精神性・神秘主義・直感などと直結しています。
3.耳が痒いことの解剖学的見方
エジプトで紀元前1570に書かれた医学書エーベルス・パピルスは、解剖学特に心臓に関する記述が多く近代医学の基礎として珍重されている書物。同時に神や邪悪な霊的存在についても書かれていてスピリチュアルな考え方の研究書でもあります。エーベルス・パピルスによれば「受け取る」という考えは左の耳を通してと捉えられてきた為、生命は左の耳から体内に入り、死は右の耳から入ると記載されているのです。
4.耳が痒いことの神学的見方
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聖書ではキリストの弟子たちの教えを聞かない人の耳が痒くなると書かれています。誤った方向へ向かわないようにという警告でしょうか。古代ギリシャの書物によると耳が痒い現象について、人は周囲の声に惑わされず自らの心の声を聴くべきと表しています。インドのヒンドゥー教の教えによれば右は率直、左は混沌・無秩序を表し、キリスト教以前に戻ろうという自然尊重のネオペイガニズムでは右は神、左は女神とつながるそうです。
メッセージは耳を通して送られてくる
結果として、耳が痒い現象はスピリチュアルなコミュニケーションということになりますね。実際に聞こえていなくても、あなたを思う誰かやあなたのことを話している誰かがメッセ―ジを送ってきたのです。目に見えないもののパワーを信じることで暮らしやすい幸せな毎日を迎えられるとしたら?耳が痒い時に受け取るメッセージは特別なものになるはず♪でもわけもなく耳が痒い時それがアレルギー反応なのかスピリチュアルなメッセージなのか、気になって仕方ないなら心の健康の為にもまずは耳鼻科を受診することをオススメします。