その3. 相手に合わせる
価値観や仕事の進め方が違うことで評価を落とされるくらいなら、相手のやり方に合わせる方が賢いやり方です。といっても全面的に合わせる必要はありません。ポイントを押さえ、相手の望むタイミングで進捗を見せるようにしましょう。
上司のやり方を分析し、反応を見ながら小出しにしていくのです。そのうち傾向が見えてきますので、それに合わせていけばスムーズに進みます。
その4. 最小限の接触にする
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べったり張り付くのではなく、必要最小限の接触で十分です。上司とはいえ仕事のやり方を一から十まで教わるわけではありません。お互い自分なりのやり方があるのですから、要所要所で会話ができていれば問題ないでしょう。
挨拶や報連相はきちんと行った上で、ある程度自由に仕事は進めてください。上司の顔色をうかがうばかりでは、あなたの成長がありません。上司の望むことは、あなたの成長に他ならないはずなのですから。
どうしても上司と合わないときは
上司と合わないことが、相性が悪いだけなら自分なりの工夫で回避できます。しかし、パワハラ気味であるなど、近くにいるだけで拒否反応を起こすほど精神的に辛いのであれば、しかるべきところに相談すべきです。
その1. 上司の上司に相談
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直属の上司と合わないのであれば、上司の上司に相談してみてください。課長と合わないなら部長に相談しましょう。あなたの上司もまた、その上の上司にマネジメントされている立場なのです。
あなたに良きアドバイスをくれるか、あるいはその上司に注意を促してくれるかもしれません。上司の上司がいない場合には、同じ役職の他部署の上司に相談してみるのもOKです。
その2. 異動願いを出す
心身を病むほどの辛さがあれば、無理をせず異動願いを申し出ましょう。無理にそこにとどまれば悪化するばかりです。手遅れになる前に逃げてください。逃げることもまた、身を守る有効な手段です。
人事部や、上司より上の立場の人に相談した上で、自分のキャリアを見つめ直しましょう。異動できない小さな会社であれば、転職も辞さない覚悟で挑んでください。
上司と合わないときにしてはいけないNG行為
苦手な上司、嫌な上司にあたったときでも、してはいけないことがあります。社会人としての常識的なことや、心身の健康を保つためのこと。
合わない上司に対するNG行為をご紹介します。自分の身を振り返ってみてください。