人生の悩み人間関係

合わない上司とはどう付き合えば良い?無理をしない付き合い方とNG行為を10社以上渡り歩いた筆者が解説

その1. 無視する

話したくないから無視する、勝手に仕事を進めることはやめてください。企業に所属している以上、あなたは上司の指示に従う必要があります。

あなたの都合や機嫌は関係ありません。マナーとして上司の立場を立て、敬わなければいけないのです。特に挨拶を無視するようなことは絶対に避けましょう。その態度が、あなたの社会人としての信用を失うことになります。

その2. 深く入り込む

上司を分析することは必要ですが、深く関わりすぎないようにしましょう。二人きりで長時間の打ち合わせや、常に行動をともにするなどの行為は周囲の目も気になります。

深く長く関わることで、相手を知り、嫌な部分も好意的に見えるかもしれません。しかしそれは、感化されているにすぎないのです。あんなふうになりたくない、と思っていた部分まで影響を受け、気づけば自分が嫌な上司に同調していることになります。感覚が麻痺してしまう前に、ある程度の距離を保ちましょう。

その3. 我慢する

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嫌なこともぐっと我慢し、受け入れることは美徳とされています。会社勤めをしているとどこかに我慢は必要ですが、我慢しすぎるとストレスに変わるでしょう。

嫌な上司の無茶振りを我慢して全て受け止めてしまうと、上司は増長し、他の被害者が出るかもしれません。適度に受け流す術を身につけて、ときには反論もしてみましょう。

ストレスがたまりそうになったら、誰かに愚痴を聞いてもらう、身体を動かすなどリフレッシュする方法も持っておいてください。一人で抱え込まないことが大切です。

自分が変わることで認めてもらおう

上司が嫌だから、合わないからといって、上司を替えてもらうことはできません。また、上司の性格や性質を変えることもできませんよね。相手を変えられないのなら、自分が変わるしかないのです。

視点を変える、考え方を変える、仕事のやり方を変える。自分を曲げるのが嫌だという人も、仕事と割り切ってみてください。仕事を人生の全部ととらえないこと。上司に合わせつつも、自分のやりやすい方法がきっとあるはずです。

あなたが変わることで、上司はあなたへの見方を変えるかもしれません。自分自身の成長が、会社での立場もよくするのです。

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