その2. 必要以上に踏み込まない
友達感覚で親しみを覚えたとしても、いきなり距離を詰めるのは失礼です。相手の態度や様子を見ながら、少しずつ近づいていきます。あくまでも職場の仲間だということは常に意識してください。
必要以上に踏み込まない、相手が答えにくい質問はしない。こちらの態度に相手が戸惑っていたらすぐに下がりましょう。
その3. 無理をしない
距離感とは?コミュニケーションとは?対人関係とは?考えすぎると動けなくなってしまいます。みなそれぞれに自分の距離感を持っているのです。無理に相手に合わせたり、無理に距離を取ったりしなくても大丈夫。
相手に親しみを持っているならなおさら、自然と二人の空気感というものが生まれてきます。一般的にどうと言うよりも、その人とどう付き合うか。それを考えることが大切です。
職場での距離感がおかしい人への対処法
どうしてもおかしい、どうしてもあの人とはうまくいかない。それが距離感のおかしさが原因だとしたら、きちんと対処した方が良いです。我慢や無理をしてあなたが疲弊する必要はありません。うまく距離感を保っていきましょう。
その1. 自分の距離感を伝える
「私はこのくらいの方が話しやすいです」「私は触れられるのが得意ではありません」という形で、自分を主語にして伝えると角が立ちません。「あなたおかしいですよ」と言うのではなく、あくまでも「私は」こうなんです、と言ってください。
さり気なく避けようとしても、相手が執着してくる場合、余計にこじらせてしまうかもしれません。あらたまって言うのではなく、何かのきっかけにさらりと言ってみてください。
その2. 二人きりにならない
二人きりになることは避けた方が良いでしょう。第三者がいる場所なら逃げることができます。困ったら「ねえ、○○さん」と他の人に話を振ってみてください。
距離が近い人と二人きりでいたことが知られたら、二人が親密な関係であると誤解される可能性があります。できる限り、二人きりにならない状況をつくりましょう。
その3. 相手の行動を指摘する
「ここだとちょっと近いですね」「手が当たっていますよ」距離感がおかしいと感じたとき、その瞬間の言動を指摘します。あらたまって言われても、相手は「いつ」の「どの言動」がおかしいか気づくことができません。
おかしいという言葉は使わずに、何をされたか具体的な指摘をすることが大切です。やめて欲しいと言うわけではなく、あなたは今こういう言動をしています、と言葉にすることで、相手に意識してもらいましょう。