その1. 普通にしているつもり
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自分ではまるでおかしいと思っていません。その人にとってはそれが普通の距離感であり、なんの違和感もないのです。距離の近い人はパーソナルスペースが極端に狭く、他者との境界線が曖昧。おかしい自覚がないので、それをわかってもらうことはとても難しいです。
普通とは何かということをあらためて考え始めると悩んでしまいます。しかし、一般的な距離感というのはある程度共通しているものです。
その2. 親しいつもりでいる
こちらが思っているよりも、相手はあなたと親しいつもりでいるのです。こちらは心を許していないのに、すっかり懐に入った気でいるのでしょう。それは相手の勘違いなので、あなたが気に病むことはありません。
ただ、もし思わせぶりな態度をしていたのなら改める方がいいでしょう。距離感がおかしくなるきっかけがあったのかもしれません。
その3. 依存・執着している
自分の意志がなく、あなたに依存している状態です。執着心が強く、あなたを独占したい、自分のものにしたいと思っています。憧れられているうちはまだいいのですが、行き過ぎるとあなたと同化したい、あなたそのものになりたいという欲求が出ることも。
気がつけばあなたの立場にその人が立っていて、なり変わられているかもしれません。少しゾッとしますが、そうなる前に止められるようにしたいものです。
その4. 人との距離感がわからない
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若いうちは学生ノリが抜けず、社会人としての距離感がわかっていないこともあるでしょう。それは経験していくうちに身につくもので、本人は気づかずやっています。成長に期待しましょう。
では、ある程度年齢がいっても距離感がおかしい人というのは、本当にわかっていない、わかろうとしていない人です。こういう人はいつまで経っても変わることがありません。まずは自覚してもらうことが重要でしょう。
職場でのほどよい距離感とは
心地よい距離感というものがあります。家族や友人との距離感と違い、職場の人とはほどよく距離を置きながらコミュニケーションを取りたいものです。ほどよい距離感とはどのくらいか、個人差がありますのでお互いが気持ちよく過ごせる距離を探っていきましょう。
その1. 相手に合わせる
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相手のパーソナルスペースを探りながら、相手の距離感に合わせていくと良いでしょう。相手が話しかけてくるポジションから、これ以上近づかない方がいいな、もう一歩近づいた方が話しやすいな、などが見えてくるはずです。
ただし、距離が近すぎる人には合わせないこと。相手が近いと感じたら、一歩下がって自分が心地良い距離を見つけてください。