その3.就職、転職の失敗
希望する会社への就職が叶わず、仕方なく入社した会社で働くことになれば、やりがいや希望がなくなり、転職を繰り返し、定職に就けません。
一度転職を経験すれば希望が変えられるまで繰り返し、仕事への意欲がなくなり、最後には落ち込んで自暴自棄となり、社会を拒絶します。
その4.受験の失敗
親の期待に応えたい、良い学校に行き良い仕事に就きたいという願望が強いため、希望した学校への入試に失敗すれば自分に不甲斐なさを感じ、落ち込みます。
一度挫折を味わうと学歴よりも難関な資格が役に立つという考え方に変わるため、社会経験もないまま年齢を重ねることになり、最後にはすべてのことに興味がなくなるかもしれません。
ニートが復帰できる条件とは?
最初にニートになった原因を改めて確認するとともに、社会復帰する意欲を持たせるために事前準備が必要です。
ニートから脱却するためには、今までの環境や本人の夢、なりたい自分をしっかり見つめ直し、少しずつきっかけを作り上げていきましょう。
その1.悩みを打ち明けられる友人がいる
一人でも悩みを打ち明けられる友人に勇気を持って助けを求めることで気持ちが楽になることがあります。
初めは電話でもいいですが、相手に気持ちが通じれば直接会って話をすることで悩みを共有でき、友人も過去に同じ悩みがあり解決した話を聞けるかもしれません。
その2.自分がニートと自覚している
自分がニートと自覚している人は家族や兄弟などに迷惑をかけていると思っているため、話をする機会さえ持てば協力を求められる可能性はあります。
本人もこのままではいけないという気持ちを持っているならば、誰かの手助けで立ち直ることはできますから。
その3.得意分野がある
学校でも職場でも必ずその場所でのルールに従い行動していたため、自分のやりたいことが見えないのかもしれません。
家族でも職場の同僚でも本人の得意分野に気づきがあれば、卒業して就職という一般的な社会の概念を捨て、なりたい自分に目標を変えていくこともできます。
その4.成功した実例を試せる
ニートになっても立ち直る人は数多くいますから、さの成功体験を知り、本人の承諾を得たうえで試してみましょう。
インターネットで検索すればニートから脱出した人の成功した実例や体験談の記事がありますから、必ずヒントが見つかると思います。