3,相手にして欲しい事を具体的に伝える
夫婦喧嘩になってしまった時、パートナーに対して「○○してくれない!」「あなたの○○な所が嫌!」「なんで○○したの?」と不満ばかりに話が深まりがちです。不満ばかり話し続けてしまうと相手は聞く耳を持たなくなる事が多く、求めている事が伝わらない事もあります。
「不満」はほどほどに、パートナーに対してどのような言動を求めていたのか具体的な「要望」を伝える事を意識してみましょう。不満よりも要望を伝えられた方が相手への精神的なダメージが少なく、改善するべきポイントも理解しやすくなります。
夫婦喧嘩を未然に防ぐ具体的な方法3選
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それではこれから夫婦喧嘩の回数を少しずつ減らしたり、未然に防ぐための方法について話をしていきます。筆者自身も日々パートナーに実践して効果を感じている方法です。様々な場面に合わせて活用してみてください。
1,相手への不満を紙に書く
「怒りで頭がいっぱい」「言いたい事がごちゃごちゃしている」「不満がたくさん溜まっている」という時ほど、言わなくて良かった事まで勢いで言ってしまい後悔する事も多いですよね。相手への不満が溜まってきた時はまず紙に書き出す事を習慣にしてみましょう。
「今どんな気持ちなのか」「相手に何を求めているのか」「何を分かって欲しいのか」など思っている事をすべて紙に書き出し、整理してみましょう。そうする事で自分の感情を整理する事ができ、相手に伝えたい事をしっかりと厳選する事もできます。自分の感情はできるだけ紙にぶつけ、相手には冷静な態度で適切に言葉を伝える事が大切です。
2,夫婦の理想像ついて定期的に話をする
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夫婦の理想像について話をしていくと、パートナーが日々何を考えて生活しているのか新しい視点で知る事ができます。何気ないパートナーの言動の理由やどのような家族を築く事を意識しているのかなど、パートナーの事で知らない部分はまだまだたくさんあるものです。お互いの価値観や考え方の違いについて話し合い、理解を重ねていく事で喧嘩を未然に防ぐ事が出来ると思います。
3,喧嘩になる度に次に気を付ける事を話す
喧嘩になってしまった時には必ず「次にお互い気を付ける事」について話をしてから終わる事を習慣にしてみてください。同じような場面で喧嘩をしてしまう事は意外と多くあります。同じ事を繰り返さないためには夫婦二人で改善していく事がなによりも大切です。夫婦オリジナルの解決方法を編み出し試行錯誤をしていく内に、夫婦の絆も深まっていきますよ。
喧嘩ではなく話し合いで解決しよう
夫婦の問題を喧嘩で解決しようとするとお互いストレスも多く夫婦関係に傷が入ってしまう場合がありますが、円満に話し合いで解決できるとその度夫婦の絆は深まっていきます。つまり「どのような方法で夫婦の問題を解決するか」によってこれから先の夫婦の関係性が変化していくのです。
最初から深い絆がある夫婦はいません。自分の感情を武器に相手にぶつかっていくのではなく、自分の感情を添えて相手に歩み寄ってみる事から始めてみてください。その積み重ねがパートナーだけでなくあなた自身の幸せにも繋がっています。
素敵な縁に結ばれ出会ったパートナーです。色々と工夫を重ねながらかけがえのない温かい家庭を築いていってくださいね。