憂鬱に感じる夜の乗り切り方5つ
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ここまで夜を憂鬱に感じてしまう原因について解説いたしました。人間の性質上仕方のない部分もありますが、そんな憂鬱な夜を乗り切る方法はないのでしょうか?憂鬱さや不安の原因というものは人それぞれ異なります。そのため万人に効く処方箋がないのも事実です。
しかしささいなことでも気持ちを切り替えるきっかけになることもあります。憂鬱な夜も気持ちを切り替えて乗り越えられるよう、ここからはその方法について見ていきたいと思います。
方法1.好きな音楽を聴く
夜は余計なことを次々と考えてしまうもの。そんなネガティブな思考から離れるために音楽を聴いてみるのも一つの方法です。明るい曲を聴いて気分を高揚させるのもいいですし、どうしても明るい気分になれないときは切ない音楽を聴いて悲しい気分に浸りきってみるのもよいでしょう。適度に涙を流すことはストレス解消にもつながります。
ただしスマートフォンで音楽を聴く場合は、「暗闇で画面を見続けない」「眠くなったら音楽をとめてから寝る」といったことを心がけてください。暗闇で画面を見ていると目が冴えてしまいますし、音楽を聴きながら眠るのは睡眠の質を下げる結果になります。
方法2.リラックス効果のある飲み物を飲む
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不安な気持ちや憂鬱な気分のときにはなかなか寝付けないことも多いですよね。そういったときはリラックス効果のある飲み物を飲んで心を落ち着かせましょう。温かい飲み物を飲むのも効果的です。人は体内の温度が下がると眠気を感じるため、温かい飲み物で体を温めてから布団に入ると少しずつ体内の温度が下がり自然に眠ることができるでしょう。
おすすめの飲み物はホットミルクやホットココア、ハーブティーなどです。ハーブティーは専門店などに行くと、自分の悩みに合わせたものをブレンドしてくれるサービスもあります。気になる方はそういったものも活用してみてくださいね。
方法3.趣味に没頭する
暇な時間が多いとそれだけ余計な考えも浮かびやすくなります。憂鬱な気分のときはなにをするにも億劫な気持ちになるかもしれませんが、趣味などがあるならそれに没頭することで余計な考えも断ち切れるでしょう。映画やドラマを観たり、ゲームをしたり、読書をしたり。自分が楽しめることに時間を使ってみてください。
ただし没頭しすぎて夜更かししてしまうと逆効果になってしまうため注意が必要です。また疲労が溜まっている日は[方法2]で挙げたようにリラックスすることを優先した方がよいでしょう。
方法4.月や星をながめる
憂鬱さが晴れない場合は一度外の空気を吸いに行くのもおすすめです。筆者の経験談になりますが、以前不安や憂鬱さから眠れずにいたとき気分転換に庭へ出てみたことがあります。深夜だったためか辺りに光源も少なく、空の星がいつもより多く瞬いていてとても美しい光景でした。しばらくして部屋に戻ってみたところ、驚くほどすんなりとリラックスして眠れたという経験があります。
夜にしか見れない景色を楽しむというのも憂鬱な気分を払拭するために有効かもしれません。地域によっては星空が見えにくい場合もありますが、気分転換という意味では庭やベランダに出るだけでも効果があるでしょう。
方法5.不安と向き合う
漠然と「夜の雰囲気が憂鬱」という人もいると思いますが、多くの場合は憂鬱さを感じる理由があるはずです。人によっては気を紛らわせるような方法ではなく、根本的に解決しないと不安が持続する場合があります。
仕事上での問題やプライベートでの問題など、不安を感じている要素を書き出してみましょう。そもそも会社があっていなくて憂鬱なのであれば、悩む時間を増やすよりも転職をするための準備を始めたほうが有意義かもしれません。家族や友人、恋人との問題を抱えている場合も一度じっくり話し合ってみてください。そうした問題の根本的な解決が夜の憂鬱さを解消する近道になるはずです。