必須な話し方2. 具体的な数字を使って話す
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必須な話し方の2つ目は具体的な数字を使って話すということです。例えば、業務の話をしている時に「費用がたくさんかかりそうです」や「本製品の目標はたくさんの人に買ってもらうことです」など言われても具体的にどのぐらいなの?となりますよね。具体的な数字を入れてみると「費用は100万円ほどかかりそうです」、「本製品の目標は50万人に買ってもらう事です」となります。どうでしょうか?一気に分かりやすくなりましたよね。
この例は極端なものですが、実はみなさん数字を使わずに話している時が多々あります。話しているときにこのような曖昧なな表現を使っていないか意識してみてください。数字が無いのとあるのでは説得力が格段に違うので、数字は常にセットで会話を行いましょう!
必須な話し方3. 5W1Hを意識する
必須な話し方の4つ目は5W1Hを意識するという事です。中学生のときに英語の授業で5W1Hというものを習いませんでしたか?実はビジネス会話ではその5W1Hは非常に大切!5W1HはWhen(いつ)、Where(どこで)、Who(誰が)、What(何を)、Why(なぜ)、How(どのように)というものでしたね。ビジネスシーンの会話はなるべくこの要素を入れておこないましょう。
この5つを用いて話すことで、情報の過不足が無く伝える事ができます。ビジネスにおいては伝える情報が抜けることは最も避けるべきことです。適切な情報を伝えるために5W1Hを用いた会話を意識しましょう!
必須な話し方4. 内容を端的に伝える
必須な話し方の4つめは内容を端的に伝えるということです。先ほど述べたようにビジネスでは速度感が非常に大切となっています。会話に無駄な内容が入っているとその分聞き手にとって無駄な時間が増えてしまうので避けましょう。
しかし、自分の会話に無駄が入っているかは自覚しにくいですよね。私のおすすめの方法は音声レコーダなどで会話の録音をしてみることです。客観的に聞いてみると意外と無駄が多いことに気づけるので一度やってみましょう!
必須な話し方5. 適切な敬語を使う
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必須な話し方の5つめは適切な敬語を使うということです。ビジネスならではの敬語というものが数多く存在し、そのような敬語を使わないと失礼だと思う方が一定数います。ビジネスでの敬語を知り、相手に失礼のない会話を行えるようにしましょう。
ちなみに秘書検定という資格ではビジネスに関する語彙力・マナーを体系的に学ぶことができます。興味のある人は参考書などを一度読んでみてください!(資格を必ず取得する必要は無く、見るだけでも大丈夫です。)
ビジネスシーンで身に着けるとより良い3つの話し方
ここではビジネスシーンで身に着けるとより良い3つの話し方について解説していきます。必須ではないのですが、身に着けると必ずプラスになるので余裕がある方はチャレンジしてみましょう!
より良い話し方1. 相手によって話の中身の割合を変える
より良い話し方の1つ目は相手によって話の中身の割合を変えるということです。例えばあるサービスのコンセプト説明をするとします。話す内容としてはサービスの中身、新規性、利益、安全性だと仮定しましょう。利用者であるお客様に説明するときはサービスの中身(80%)、安全性(20%)ぐらいで伝えますよね?しかし勤務先の上司に伝える場合はサービスの中身(20%)、新規性(20%)、利益(40%)、安全性(20%)ぐらい、相手が投資家ならサービスの中身(5%)、利益(90%)、安全性(5%)ぐらいになるのではないでしょうか。
このように相手の立場によって話の割合を伝えることは、共有すべき情報を適切に伝えるために必要です。今まで何となくで変えていた割合を意識して変えてみましょう!一度、様々な相手を想定し、伝えたい内容の%を紙に書くとかなり意識できます!