幸運1日常生活に密接に関係した幸運
てんとう虫は天へ向かって真っすぐに飛び立っていきます。その姿は邪心のない実直な心を表しているともいえるでしょう。そのため、てんとう虫はあなたの努力が報われるというような日常生活に密接に関係した幸運をもたらしてくれるといわれています。
てんとう虫がもたらしてくれる幸せは、天から降ってわいたような幸運ではなくあなたが日頃から積み重ねてきた努力のたまもの。
幸運2家の中に入ってきたら金運アップ
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てんとう虫が家の中に入ってくると金運アップという幸運をもたらすといわれています。ただてんとう虫がもたらしてくれる金運とは、宝くじに当たるというような一獲千金の場当たり的な金運ではありません。
日々あなたが行ってきた努力に対する報酬がアップするというもの。仕事であれば昇給や昇進、家庭では日頃の家計のやりくりの成果として金銭のめぐりが良くなるというものです。
幸運3風水でも幸せをもたらすシンボル
てんとう虫は風水的にも幸運をもたらしてくれるシンボルとしてとても縁起がいいとされていますよ。てんとう虫は「赤と黒」を基調にした色の個体が多いですよね。風水では赤は生命力、黒は信頼を意味し、赤と黒のコントラストは恋愛運の上昇を意味するともいわれています。そのため赤と黒を基調としたてんとう虫は風水的にも縁起がいいというわけです。てんとう虫のグッズを置くことで運気が上昇するかもしれません。
てんとう虫は聖母マリアの使いといわれる2つのエピソード
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キリスト教圏ではてんとう虫は聖母マリアの使いといわれています。一見するとてんとう虫と聖母マリアは関係がないように思えるでしょう。ここではてんとう虫が聖母マリアの使いといわれるようになった2つの理由について解説しましょう。
エピソード1イギリスで農夫の願いを叶えたてんとう虫
海外ではてんとう虫は聖母マリアのお使いと呼ばれており、英語では「Lady bug」もしくは「Lady bird」と表記されます。直訳すれば「淑女の虫」。このladyとは、聖母マリアを意味するそうですよ。
てんとう虫が聖母マリアの使いとされる言い伝えがあります。イギリスに住んでいる敬虔なキリスト教の信者であった農夫がある年、多くの害虫に悩まされていました。農夫はこの苦境を救ってほしいと聖母マリアに祈りを捧げました。するとどこからともなく多くのてんとう虫が現れ、害虫を駆除することができたというエピソードからてんとう虫は聖母マリアの使いとされました。
エピソード2てんとう虫の赤は聖母マリアの赤いローブを連想させるから
キリスト教徒にとって聖母マリアは神聖な存在。じつは聖母マリアは赤いローブをまとった姿で描かれていることが多いそうです。このローブの赤い色をてんとう虫の赤が象徴しているとされました。
ナナホシテントウムシの7つの斑点はヨーロッパでは「7つの歓喜と悲嘆」を表しているといわれていますよ。そして聖母マリアを信仰する人々は、聖母マリアが一生の間に7つの歓喜と7つの悲嘆を経験したと信じています。この聖母マリアの「歓喜と悲嘆」をナナホシテントウムシの背中の7つの斑点が象徴しているといわれているそうですよ。