スピリチュアル霊・霊感

悪霊とは何?8つの種類別の存在理由と対処法をスピリチュアル好きな筆者が解説!

5:因縁霊

因縁霊とは、現世で生きる自分に因縁をつけて霊障を引き起こす先祖の代の誰かの魂。先祖の霊と聞くと一見味方のように思えますが、中には一族にまつわる納得のいかないことなどがあり遺恨を残している先祖の霊がいて、現世を生きる子孫に悪影響を与えることがあります。

恨みの感情はとても根深いもので、1度強い恨みを抱かれてしまうと、その感情は子孫にまで脈々と受け継がれてしまうと考えられているのです。さらに因縁霊は前世から引き継がれている場合もあるので、霊障がきになる場合は1度霊格の高い人に見てもらうと良いでしょう。

6:怨霊

怨霊は悪霊よりも力が強く悪霊と同種類ではないと考える方もいますが、基本的には生きている人間に害を与える悪霊の一種です。不慮の死を遂げた人や、強い恨みや願望を抱えて死んだ人の魂が未練を残したまま成仏できずに怨霊となることが多いと言われています。古代の日本の巻物などにも登場することから、その存在は古くから存在していたものだとわかっていますよ。

特に日本の歴史上の人物などは壮絶な死を遂げた後に怨霊となることが多く、どの怨霊も街や帝に災をもたらしたと伝えられています。そのように力のある怨霊は鎮魂祭や慰霊碑などで祀られることで、霊格の高い守護神などに昇華することが多いようです。

7:不浄霊

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不浄霊とは、成仏したいと強く願っているのにいつまでも成仏することができない霊のことです。やり残したことや死への拒否感などで、浮遊霊や地縛霊のように現世にとどまっています。特に自殺などで現世への絶望や生きる苦しみを抱えたまま死んでしまった魂は、霊界でもその苦しみや後悔などに苛まれ、成仏することができなくなってしまうようです。

そんな不浄霊は誰かを仲間にしようとする傾向があり、取り付いた人々を自殺に追い込んだりすることもあります。家系のどこかで自殺者が出て不浄霊が発生した場合などは、自殺者が相次ぐなどという悲惨なケースが発生することもあるそうです。

8:妖怪

妖怪は、妖怪以外に転生をしたことがない霊的な存在を指します。人間に取り憑いて悪運を招いたりと悪さをするものから、特に危害を加えてこないようなものまで、たくさんの種類が存在しているのが特徴です。他の悪霊に分類される霊的な存在と比べると少々異質と言えるでしょう。

 

悪霊に取り憑かれている人の特徴

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悪霊に取り憑かれると、霊障という災いや不幸が取り憑かれている人にもたらされます。その影響は霊の力が大きければ大きいほど強くなり、場合によっては人格を変わってしまったり、大病を患ったりするようなることが多いようです。特に思考や態度や言動が急に変わった人や、元気だったのに急に病気がちになった人などは、悪霊に取り憑かれている可能性が高いと言えます。

自身や周囲にそんな症状が見られる場合は、まずは病院で物理的な要因の有無を調べ、見つからなかった場合はスピリチュアルの専門家などに見てもらうのがおすすめです。日常生活に支障がないからと放置していると、悪化してしまう可能性もあるので注意しましょう。

また見た目も、姿勢が悪くなったり身嗜みを整えず不潔になったり、顔つきが明らかに変わることが多いと言われています。急に猫背になった人や、身嗜みに気を配らなくなった人は要注意です。顔も目つきが鋭くなったり表情が失われたりするので、大きな違和感を周囲に与えます。

過食または拒食になる:取り憑かれている霊の飢えや不調に影響されています。

よく転んだり物を落とす:霊が様々な行動を邪魔してストレスを与えています。

虚言を言うようになる:動物霊に取り憑かれた際によく見られる霊障です。

不潔になる:霊の負の気に包まれて、掃除や身嗜みを整えることをやめてしまいます。

人格が不安定:霊の性格に影響され、本来の人格からかけ離れた人格になることがあります。

ネガティブになる:自殺霊が憑いている場合に起こることが多いとされてる症状です。

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