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先祖供養をしないとどうなる?先祖供養の3つの効果と2つの供養方法をスピリチュアルな世界に詳しい筆者が解説!

先祖供養は、現世に生きている私たちにとってとても重要なセレモニーといえるでしょう。古来より「先祖供養をしないとご先祖様の怒りをかって、祟られてしまう」とよく言われていますよね。本当に先祖供養しないと子孫である私たちにご先祖様は祟ってしまうのでしょうか?ここでは先祖供養の本当の意味とその効果、適切な先祖供養の仕方についてスピリチュアルな世界に詳しい筆者が解説します。

先祖供養とは?

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幼いころからからあなたの両親や親族などからご先祖様は心を込めて供養するものと教えられてきた方も多いことでしょう。では、ご先祖様を供養するということが持つ意味をご存知でしょうか?ここでは先祖供養の意味と先祖供養という考え方の由来について解説します。

先祖供養の意味とは?

私たちは、あなたにとって良くないことが続いてしまうと「ご先祖様が怒っている」「ご先祖様が祟っているのでは」などの霊的な事柄と考えてしまいますよね。とくに墓参りをしていない、仏壇に手を合わせていないなどご先祖様をないがしろにしている状態ではなかったかと心の隅に思っているとこのように考えてしまうようですね。では、先祖供養をしないことだけでご先祖様はあなたに祟ってしまうのでしょうか?

確かにお墓参りに行って掃除をする、仏壇に手をわせるなどを行うと運気が上昇したような気がしますよね。先祖供養を行うということは、感謝の気持ちを込めて子孫としてご先祖様の霊魂が安らかに過ごせるようにと願うこと。そしてご先祖様がゆっくりと休めるように冥福を祈るためのものです。

先祖供養という考え方の由来は?

本来インドを発祥の地とする仏教には先祖供養という考え方はありません。先祖供養という考え方は中国や日本など東アジアなどの一部の地域に限られています。ご先祖様を供養して感謝するという宗教的な考え方は日本古来の「祖先崇拝」に由来しているといえるでしょう。

祖先崇拝は、縄文時代ころから日本で信仰されているといわれています。お盆や仏壇、位牌などをお参りし、先祖を供養するという考え方は祖霊信仰のひとつであるといえるでしょう。先祖供養とは、仏教に由来するものではなく日本独自の考え方ともいえるようですね。

先祖供養の3つの効果とは?

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先祖供養はご先祖様が穏やかに成仏できるように行うものという考え方が一般的ですが、先祖供養することで子孫である私たちにも何らかの効果が期待できるといわれています。ここでは、先祖供養することで私たちが得ることができると思える効果について詳しく解説しましょう。

先祖供養の効果1・心が安らかになる

お墓参りをする、仏壇に手を合わせる、故人に思いをはせ在りし日の思い出を家族で話すことでとても穏やかで安らかな気持ちになったことがあるのではありませんか?このように先祖供養することで私たちの心は穏やかになり幸せな気持ちになることができるのです。

先祖供養の効果2・徳を積むことができる

私たちは先祖供養をすることで、「徳」を積むことができるといえるでしょう。徳を積むとは、無料無償で人のためになることを行うこと。先祖供養は、ご先祖様のためにあなた自身が見返りを求めることなくお供え物をあげる、手を合わせるという行動をすることですよね。

先祖供養の効果3・感謝の気持ちが芽生える

つねにご先祖様に感謝の気持ちを持つことで日常の生活の中でも感謝の気持ちを持つことができるようになるといわれています。些細なことでも「ありがとう」の気持ちを忘れずに生活することはとても重要なことですよね。

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