自殺をすると成仏できないの?成仏が難しい3つの理由とキリスト教と仏教の違いをスピリチュアルな世界に詳しい筆者が解説! – ページ 2 – Mistory[ミストリー]
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自殺をすると成仏できないの?成仏が難しい3つの理由とキリスト教と仏教の違いをスピリチュアルな世界に詳しい筆者が解説!

自殺と自然死の違いと成仏するために大切なことは?

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自殺した人と自然死の人との違いはなにかあるのでしょうか?また霊の世界で成仏するために大切なことはどのようなことか気になりますよね。ここでは、自殺した人と自然死の人の違いと成仏するために大切なことを詳しく解説します。

自然死と自殺の違いとは?

自殺した人と自然死の人との大きな違いは、死んだときに持っている思念の違いといえます。寿命を全うし自然死した人は、死に際して多くの苦しみや憎しみ、悲しみなどはほとんど持つことはありませんよね。またわずかながらそのようなマイナスの感情があったとしても死後の世界でいつまでも引きずるほどの恨みとはならないことがほとんどです。そのため、自然死した人は、比較的早く心の平安を取り戻し、成仏するまでの時間が短いといえるでしょう。

自殺した人は死んだときのマイナスの感情を引きずったまま霊となっています。そのため、生前に感じた精神的な苦痛などはそのまま。これでは気持ち的に落ち着いて静かな状態で自分の死を受け入れ、自分と前向きに向き合うことは無理ですよね。でも自殺した人が成仏できないというわけではありません。自殺しても魂の平安を得られるようになれば成仏できるのです。ただ自殺した人が成仏するためにはとても長い時間がかかるというわけですね。

成仏するために大切なこと

自殺した人だけではなく、霊となって早く成仏できるようになるために最も大切なのはどちらの場合も魂の平安を得ることなのです。霊の世界は、肉体がないので自分の好きな趣味や映画・ドラマなどで気を紛らわすということができませんよね。純粋に自分の思念だけの世界なので、穏やかな心を早く持てるようになることが成仏するためには大切なことといえるでしょう。

自殺した人に供養は伝わるのか?

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この世に残された家族は、自殺者のために通夜やお葬式、忌日法要や年忌法要、お墓参りなどの成仏に必要な供養を行ってくれますよね。家族や知り合いが行ってくれる様々な供養は、自殺した本人にしっかり伝わっているといわれています。

自殺した人が、このような家族の供養によって魂の平安を見つけ自分自身と向き合うことができるようになるかもしれませんね。奥さんや子供など残された人々が、自殺した人の魂の平安を願って供養していくことはとても大切なことといえるでしょう。

自殺しても成仏できるが現世で前向きに生きることが大切

自殺することで自らの命を断つことはもちろんいいことではありません。ただ自殺するまでには大きな苦しみに耐えてきたことでしょう。この苦しみからの解放を望んでの自殺ですが、実際は魂となったまま、状況はあまり変わらないといわれています。少なくとも自殺して思念の世界で苦しむよりも肉体が存在する現世で短いながらも精いっぱい生きていくことの方が霊的な世界へ行ったときに成仏するまでの時間が短くなるといわれていますよね。成仏するためにはあなたの心の持ち方がとても重要。現世で苦しみながらも前向きに生きていくことが大切といえるでしょう。

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