十干・十二支・干支の違いとは?それぞれに込められた意味をスピリチュアリストの筆者が解説 – ページ 4 – Mistory[ミストリー]
干支

十干・十二支・干支の違いとは?それぞれに込められた意味をスピリチュアリストの筆者が解説

8.辛(かのと):物事を成し遂げる人

「辛(かのと)」は、五行陰陽の「金」「陰」を当てはめたもので、我が強い一方、困難なことが起きても「物事を成し遂げる人」という意味も込められています。

9.壬(みずのえ):度量のある人

「壬(みずのえ)」は、五行陰陽の「水」「陽」を当てはめたもので、全ての善悪受け入られることができる「度量のある人」を指します。

10.癸(みずのと):探求心旺盛な人

「癸(みずのと)」は、五行陰陽の「水」「陰」を当てはめたものですが、潔癖で勤勉な面があり、「探求心旺盛な人」と解釈することができます。

相性の良い干支・悪い干支を知ろう

image by iStockphoto

実は、干支には相性の良し悪しがあります。ここからは、その組み合わせあげながら解説しましょう。

1.相性の良い干支

image by iStockphoto

特に古代中国では、2人の相性の良し悪しを見極める方法として、干支が使われていました。具体的には、相性の良い干支は以下のとおりです。
・子:子、丑、卯、辰
・丑:子、申、巳
・寅:午、亥、戌
・卯:未、戌、亥
・辰:子、寅、申
・巳:丑午:寅、未
・未:卯、午、亥
・申:丑、卯
・酉:丑、辰
・戌:卯
・亥:寅、卯、未

2.相性の悪い干支

逆に、相性の悪い干支は次のとおりです。
・子:午、酉
・丑:寅、辰、午、未
・寅:丑、寅、巳、申
・卯:巳、酉
・辰:丑、未、戌
・巳:寅、卯、巳、未、亥
・午:子・丑、午、酉
・未:丑、辰、巳、戌
・申:寅、亥
・酉:子、卯、午、酉、戌
・戌:辰、未、酉亥:巳、申

なぜ年賀状は十二支なのか

image by iStockphoto

冒頭でも触れたように十二支は、年賀状においては一般的に使われています。それはなぜなのでしょうか。その根拠には色々な説がありますが、年賀状にその年の動物を入れることで、新たな年の始まりを大切にして、相手の幸福を願う意味があったと考えられています。

十干十二支と干支の違いを正しく理解して充実した1年を過ごそう

「十干十二支」という言葉は身近な生活では、あまり使われることはありません。ですが、十干十二支と干支の違いを正しく理解することで、その年がどうなるか見えてくることもあります。新たな年を迎えるときには心新たに臨みたいものですね。
1 2 3 4
Share: