いじめによる不登校の対処法とは?不登校の理由や前兆も交えて3人の子供を持つ筆者が解説
いじめによる不登校の対処法
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いじめによる不登校になった子供のケアをどのようにしていくのか?そのことについて考えていきましょう。
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1.良好な親子関係を築く
まずは、普段から良好な親子関係を築いておくことが大切です。いじめについて子供が相談しやすくなるようにしておくこと。良好な関係がないと、いじめを受けている子供は、親に言いづらかったり相談そのものが申し訳ないと思ったりしているのです。片や親も子供がいじめのことを何も言わないため、「学校生活は全く問題ない」と誤解していることも少なくありません。このようなすれ違いをなくすためにも、些細なことでも話せる関係を心がけてください。
2.味方であることを理解させる
どんなときでも子供の味方であることを理解させておくことも大切ですね。そのためには実際に「私はいつでもあなたの味方よ」と言葉に出して伝えてください。普段からこのような声がけをしておくと、子供がいじめに遭ったときに相談しやすくなりますね。もし子供から相談を受けたなら決して話を遮らないこと。本人が納得するまで話を聞いてあげてください。大人と違って言葉の表現力がつたないことも考慮して、話を聞いた後は質問を通して言いたいことを正しく把握できるように努めましょう。
3.日頃から子供の様子を見ておく
また、常に子供の様子を見ておくことも必要。親子関係が良くても、いじめられていることを言えない子もいます。普段から子供の様子をチェックしておくと、ちょっとした変化も見えてくるものです。
4.家で安心できる雰囲気を作る
子供にとって自宅を安心できる場所にすることも忘れてはなりません。いじめられると悩みを抱えたまま自信を失ってしまいます。その結果、自分の存在価値が見出せなくなることも。学校に居場所がなくても家は安らげる場所と認識させることで、子どもの不安を取り除いてあげることができます。
5.関心のあることを自由にさせる
関心のあることを自由にさせることも必要でしょう。学校に行かない時に、趣味などで心が休まる癒しの雰囲気を与えることもおすすめ。好きなことをさせてあげることで、自信を取り戻すこともあります。