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お祓いは効果ある?5つの意味や種類・おすすめの最強神社を霊感家系の筆者が解説!

【東京】大國魂神社:出雲の大国主神が御祭神

大國魂神社は、「武蔵国の守り神」として知られる歴史ある神社です。厄除け・厄払いの効果が強いという声が多く、東京屈指のお祓いの実力が高い神社として支持を集めています。出雲神社と同じ大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)を御祭神としており、東京五社の一社としても有名です。

ご利益としては、縁結びの力も強いとされています。恋愛だけでなく、良い職や金運、人間関係などとの縁も結んでくれるといわれているそうです。また、創立1,900年の歴史が感じられる宝物殿や、日本一の御影石製の鳥居、樹齢1,000年を超える大銀杏の蜷貝など、見どころがたくさんあるのも人気のポイント。

厄除けを始め、さまざまな祈願や人生儀礼なども行なっており、年間を通して参拝できるのも特徴です。個人では5,000 円〜10,000円程度でお祓いを受けられます。また、地鎮祭や慰霊祭などの出張祭典も行なっているため、神社以外の場所でお祓いをお願いした場合も依頼可能です。

【鎌倉】八雲神社:鎌倉最古の厄除け神社

八雲神社は、鎌倉で最古の厄除け神社として知られています。奥州を支配していた清原氏の内戦に源義家が介入して勃発した後三年の役の際に、源義光が京都祇園社の御祭神を勧請したのが起源の神社です。現在も「八雲さん」や「祇園様」という名で地元民から信仰を集めています。

勧請の理由は当時鎌倉で流行していた疫病を鎮静化させるため。勧請するとたちまち疫病が治ったことから、厄災を祓う強い力を持っていると信じられるようになりました。社務所ではそんな八雲神社のパワーを授かれる各種お札やお守り、絵馬や厄除け御幣なども購入できるのでチェックしてみてください。

また、八雲神社では900年以上続いている『鎌倉大町祭り(旧・鎌倉祇園祭)』も開催されます。火を灯した提灯で飾り付けられた神輿が列になって周囲を練り歩く珍しく美しい祭りで、毎年多くの人が訪れることでも有名です。さらに境内裏が祇園山ハイキングコースの入口となっており、観光スポットとしても人気。参拝やお祓いのついでに鎌倉の景色も楽しめます。

【京都】晴明神社:陰陽師・安倍晴明の凄まじい厄除け効果

晴明神社は、平安時代中期の陰陽師・安倍晴明を祀る神社です。寛弘4年に晴明の功績を称えた一条天皇が、生命の御霊を鎮めるために晴明の屋敷跡に神社を建立しました。五芒星や晴明桔梗と呼ばれる社紋を掲げた鳥居や、かつて晴明が念力で湧出させた晴明井、撫でることで厄除けのご利益が得られる厄除け桃の像などがあります。

そんな晴明神社では、各種ご祈祷と厄除けを実施しており誰でも受けることが可能。祈願料は6,000円、8,000円、10,000円以上とされており、基本的には正月三が日を除いて予約制です。さらに京都まで行けない遠方に住んでいる場合は、遠方向けのご祈祷を利用できます。

天皇や貴族だけでなく、庶民まで幅広い人々の苦悩を祓ってきた安倍晴明が祀られているこの神社は、魔除け・厄除けに特化していることで有名です。さまざまな悩みや苦しみ、厄災を祓いたいと考えている場合は、ぜひ晴明神社を参拝したり、厄除けを受けたりしてみましょう。お守りやお札も販売されているので、継続して厄除けのご利益を授かりたい場合はぜひチェックしてみてください。

八方塞がりや厄年の放置はやばい?お祓いを受けるべき?

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そもそも八方塞がりと厄年は、不運に見舞われやすい期間を指します。この2つは基本的に生まれ年によって定められており、誰にでも存在しているのです。そのため、多くの神社では八方塞がりと厄年向けの厄祓いを実施しています。申し込めば誰でも受けられるため、自分が該当した際は受けておくと安心です。

一方で一切信仰を持っていない場合や、高次を信じない場合はお祓いを受けなくても良いという考えもあります。全く信仰がない場合はお祓いの効果も薄まる可能性があるため、無理に受ける必要はないでしょう。また、神道以外に信仰している宗教がある場合も神社でお祓いを受けることにこだわ必要はありません。

さらに金銭的に難しかったり、体調が優れない、予定に余裕がないというときにも無理は不要。神様は、困っている人に罰を与えることはありません。余裕ができた際に気持ちを込めて参拝したり、タイミングをみてお祓いを受けるのがおすすめです。無理をしないことが第一だと考えてください。

 

厄年
陰陽道に起源があるとされる厄災の降りかかりやすい年齢を指す。平安時代から確認されている風習で、安倍晴明によって広められ現代でも日本全国に残る。女性の本厄は19歳(満18歳)・33歳(満32歳)・37歳(満36歳)、男性の本厄は25歳(満24歳)・42歳(満41歳)・61歳(満60歳)と定められている。女性の大厄は33歳、男性の大厄は42歳。

八方塞がり
9つに分類される生まれ年を元に制定された、方位盤における全て八方位で厄災に見舞われやすくなる星回り。陰陽道により、どの方角で事を起こしても障りがあるとされる。該当年は年ごとの方位除け早見表にて確認できる。

参考:坪沼八幡神社『気になる厄年の豆知識』
https://tsubonuma.org/faq/fan_contents_07.html

埼玉厄除け開運大師『令和6年(2024年)の八方塞がりとは?お祓い方法(除け方)や過ごし方を解説』
https://yakuyoke-kaiun.jp/kigan/happou-husagari

お祓い料金の相場は?

お祓いの料金は神社によってさまざまですが、相場はだいたい5,000円〜50,000円程度です。神社の公式サイトに料金が記載されていることが多いので、お祓いを受けようと検討している場合はチェックしてみてください。また、個人の料金と法人の料金が異なるので自分の状況に合わせて確認してみましょう。

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