その6 気分転換に運動する
マイナス思考を断ち切るためには、運動をして汗をかくことも効果的です。人は体を動かしている時に、思考を深く巡らせる事ができないようになっています。また、運動すると脳内にセロトニンという幸せホルモンが分泌されるため、気分の落ち込みからも解放されるでしょう。ジムに行ったりランニングしたりして、汗をたくさんかく運動もおすすめですが、運動が苦手な人は軽いストレッチや散歩でも十分に効果を得られます。
その7 環境を変えてみる
日常的にマイナス思考になっている人は、思い切って環境を変えてみるのもいいでしょう。人は身の回りの環境や付き合っている人から、知らず知らずのうちに多くの影響を受けているものです。あなたが慢性的にマイナス思考になっているのは、もしかすると周りの環境のせいという可能性も考えられるでしょう。その場合には、自分が成長できるような環境に身を移し、自分の味方になってくれるような人達と関わることで、マイナス思考が改善されるかもしれません。
前向きになるためにやってはいけないNG行動
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マイナス思考から抜け出すために取った行動でも、なかには逆効果になってしまう事もあります。それでは、前向きになるためにやってはいけないNG行動とは何なのでしょうか。
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その1 無理に前向きになろうとする
マイナス思考から抜け出すために、無理に前向きになろうとするのは逆効果です。気分が落ち込んでいる時に自分を責めたり、前向きにならなくてはいけないという強迫観念にかられてしまうと、余計にストレスがかかり自分を追い詰めることになります。前向きになれない自分を決して悪いと思わず、軽い気持ちで前向きになれる方法を試してみましょう。そもそも気持ちを切り替えることは簡単なことではありません。気楽に色々と試して、心の負担を軽くしましょう。
その2 何かに依存する
マイナスな考えに捉われている時に、酒やギャンブルなどに依存するのはやめましょう。気持ちが落ち込んだ時に、一時的な快楽を求めて酒やギャンブルに手を出す人は多いです。しかし、それはただの現実逃避であり物事の解決には全くなりません。また依存症というレベルになってしまうと、身も心も滅ぼしてしまう危険性があるため、弱っている時でも酒やギャンブルに頼るのはやめましょう。
自分に合った方法を見つけることが大切です!
今回は、マイナス思考からの抜け出し方やNG行動について解説しました。本記事でも7通りの前向きになる方法についてご紹介しましたが、実際に効果を感じられる方法は人によって様々だと思います。人は十人十色、立ち直り方もそれぞれ異なるでしょう。落ち込んでしまった時には、まずは一つずつ試してみて自分に会う方法を探してみてください。そして、もし効果が得られなかったとしても落ち込まず、前向きになれない自分を責めないようにしましょう。ひとつでも自分に合う方法が見つかれば、それを繰り返していくうちに気持ちの切り替えも段々早くなっていくはずです。