対処法3:「わかるんだな」と理解はする
筆者は先にご紹介したように嫉妬した経験もありますので、嫉妬する側の苦しさについてはわかっています。嫉妬の感情を感じることは簡単ではないので、なんとも息苦しいものです。ですが誰かに嫉妬されとき…相手の「モンモン・イライラ・モヤモヤ」の状態は理解できるはず。
誰しも「その人なりの強み」というものは持っています。嫉妬してくる人にも、です。嫉妬してきた相手の良いところも見つけて尊重してみるのはいかがでしょう。その気持ちがあなたの柔らかい態度となり、嫉妬してきた相手の気持ちがほどけることもあるでしょう。心をひらきお互いの良さを認め合うことで、切磋琢磨するという道もあります。
対処法4:「予防線を張る技」を発動する
エキゾチックな容貌の友人。「美人だと思う」と伝えたら「いやいや、私なんて」首を横に振るので「じゃあ、おブスということで」と返すと「な、なによ!あたしだってね、高校生の頃にはほとんどの男子が私に夢中になったんだから!今だって街で声かけられるし!」そのあと二人で大笑いしました。
アメリカ人女性に同じことをいうと「そうね。この美貌を活かしてモデルになる道も考えたわ」。ありのままの自分を認め、イメージを下げるような発言もありませんでした。日本には、相手の反発を招かない知恵として謙虚と自虐の態度をとるという戦略があります。ただ人は自分が語る言葉の影響も受けるので、やりすぎには注意です。
対処法5:「前向きのタネ」を蒔いてみる
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美を表現するトップモデルとして活躍し続ける富永愛さん。フォルムの美も表現しつづけるため、家でのトレーニングのほかに、ジムで週に2回、約2時間のトレーニングもこなすのだそう。「美の法則 富永愛薯 ダイアモンド社」の書籍では、美しさを保つものの考え方や美容法、撮影前に行うプチ瞑想法などの情報が惜しみなく綴られています。
評価される方は、努力の達人。嫉妬される何かを持っている人は自分で努力して効果を感じた方法を他の人にもおすそわけしてみるのはいかがでしょう。その情報は「嫉妬のモト」ではなく「前向きな気持ちになるタネ」となります。「やってみよう!」という活力のある反応が返ってくるでしょう。
嫉妬の感情をどう扱うかはあなた次第
「嫉妬されたと感じたときの5つの対処法」を嫉妬する側の立場からもお伝えしてきました。嫉妬する側もされる側も、どのようなストーリーに展開していくのかは感情の持ち主次第なんです。
嫉妬心を活用することが出来れば、自他の魅力を大切する女になるでしょう。