その1.軽めの運動をする
どんよりと落ち込んだ気分のときは、軽めの運動を心がけましょう。スポーツの教室に入ったりジムに通ったりする必要はありません。慣れない激しい運動は身体が疲れる可能性があるので、家でもできるラジオ体操やストレッチなどで十分ですよ。
身体が程よく疲れる軽めの運動は血行が良くなるため脳も活性化されます。同時に心に安らぎをもたらすセロトニンが増え、イライラやモヤモヤから解放されるでしょう。
その2.呼吸を意識する
image by iStockphoto
ネガティブな感情でいっぱいになっていたり思い悩んでいたりするとき、人は呼吸が浅くなると言われています。気持ちを切り替えたいときは深呼吸を意識してみましょう。たくさんの酸素が身体に行きわたるとポジティブな考えが自然とできるようになりますよ。
おすすめの呼吸法は4秒間ゆっくりと息を吸い、同じ時間息を止めたあと4秒間息を吐いてまた4秒間呼吸を止めるという方法です。これを4~5回繰り返すだけで気分が徐々に落ち着いていくでしょう。
その3.身近な人と話をする
自分の力で気分がなかなか上がらないときは、身近な友達や家族と話をしてみましょう。悩みが打ち明けられそうであれば相談するのがおすすめです。自分では思いつかなかったアドバイスが聞けたり、味方でいてくれる人の存在で前向きになれたりしますよ。
また一人でいるとどうしても悶々とした時間を過ごすことになりますよね。身近な人との会話で嫌なことから解放される時間が作れます。少しでも嫌なことから離れる時間を作り、気分転換を図ってみましょう。
その4.「悩んでいても仕方ない」と開き直るすべを身につける
image by iStockphoto
嫌な経験をしたり挫折したりしたとき、ただモヤモヤと考えていても良い方向には向かいません。時間をかけて思い悩み続けていると自分自身で事態を複雑にしてしまう可能性もあるので、開き直るすべを身につけてみましょう。現実から逃げるのではなく、良い意味で開き直るのです。
心配なことがあるなら「私はこれが苦手」と開き直り、得意な人にアドバイスやコツを教えてもらいましょう。また失敗するのでは…と思うのであれば「何かあったらそのとき考えよう」と前向きに考えていると、もしミスしたとしても「そんなにショックじゃないな」と実感できますよ。
その5.前向きになれる言葉を紙に書き出しておく
ふと目に留まった前向きになれる言葉や名言を紙に書き出しておくのも、気持ちのリセットに役立ちますよ。世界にはあなたと同じような悩みを抱えている人、同じ経験をしてきた人がたくさんいます。そのような人たちの言葉には元気になれるパワーがたくさん詰まっていますよ。
落ち込んだときなど、前向きな言葉がいっぱい詰まった紙を見返してみましょう。なるべく早めに見返しておけば、早い段階で立ち直れますよ。いつでも見られるような場所に貼って仕事や学校に行く前に眺めてから出かけると、その日一日笑顔で過ごせるでしょう。
気持ちの切り替えのコツをつかんで前向きな人生を
普通に生活をしていてもトラブルに巻き込まれたり、ちょっとしたミスをしてしまったりするのは当たり前に起きることです。そんなとき気持ちの切り替えるがスムーズにできれば、思い悩むことなく楽しい日々が過ごせますよ。気持ちの切り替えが苦手であると自覚している場合は、日頃から気持ちのリセットを意識してみましょう。さまざまな切り替え方法を実践して自分にぴったりなものを見つけておくと、いざというとき強い味方となってくれますよ。気持ちをコントロールして前向きな人生を歩んでみてくださいね。