陰口を聞かされたときの対処法
陰口を聞かされるのは、気分の良いものではありませんね。給湯室やトイレなどでたまたま一緒になった時、相手が小声になったら「やばい」と思うでしょう。大きな声で言えない話というのは、大抵ろくなものじゃありませんから。
その1. 同意せず受け流す
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「そうですね」ではなく、「そうですか」と返しましょう。同意してしまえば、あなたも共犯になってしまいます。うなずいて同意することで、あなたも陰口を一緒に言っていたことと同じになるのです。
愚痴は愚痴として聞きますが、あくまで聞いただけですよ、というスタンスを保ちましょう。メールやLINEなど、記録の残る場では特に注意してください。
その2. 注意する
「それはモラハラになりますよ」などと注意するのも大切です。いじめ、嫌がらせ、ハラスメントは見て見ぬ振りをすると加害者をエスカレートさせることもあります。
もちろん、注意することであなたの立場を悪くすることもあるでしょう。次の標的になる可能性もあります。直接言えない場合は、上司に相談することも考えておいてください。
その3. 距離を置く
陰口ばかり言う人と付き合うのは疲れます。いつもネガティブな話題でうんざりしてきたら、距離を置くようにしてください。仕事以外の会話をなるべくしない、さり気なく別の話題を振るなど、その人の話に付き合わないことです。
悪口大会に、巻き込まれないようにしましょう。
陰口を言われているとわかったときの対処法
陰口ですから基本的には直接聞くことはないでしょう。ただ、陰口を言われていたことはどこからか伝わるものです。言われていることがわかった場合、どのように対処すればいいかをご紹介します。
その1. 信頼できる人に相談
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上司でも先輩でも、社内の信頼できる人に相談してみてください。事実確認が難しいので、簡単には解決しないかもしれません。また相談したことを、「告げ口だ」としてますます陰口が悪化することもあり得ます。
それでも、陰口で少しでもつらい思いをしているなら、相談実績を作っておきましょう。あなたの精神状態を把握してもらうことは、決して無駄ではありません。