・高圧的な上司が実際にどのような指導をしているかの具体的な内容を伝える。
・一人の上司の高圧的な指導が原因で複数の社員がストレスを抱えており退職者も出ている。このままでは皆がよいパフォーマンスが出せない。改善策が必要なのでは?と提案。
・筆者自身は今までどの職場でも心地よく仕事をしてきた。この職場の環境は耐えがたい。改善されなければ転職をしなければならない。と自分の意志を述べる。
対策5:改善されなければ会社を見切る
高圧的な上司は他の少人数の部署へ移動になりましたが、結局そこでも同じことを繰り返しその部署の業績が悪化して消滅。1年後、その上司が筆者の部署に戻ってきました。一度強い対応に出た筆者はターゲットにならなかったのですが、やはり他の社員が高圧的な指導を受けて職場は上司の怒鳴り声が響く悪環境に。そして会社側はその状況を見ても変える対策を取りませんでした。
大きなストレスは精神疾患にもつながることがあります。筆者は「職場の環境を整える対策をとらずに問題を放置する会社は社会に不要なのではないか」と思っていてそこで働くことに疑問を感じるので、すぐに退職願いを出し転職しました。
自分が出来る範囲で環境を変える行動してみる。改善されなければ、そこで心身の健康を害してまで働く必要があるのか?と考えることは必要だと思います。
すべてが丸く収まった結果に
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会社に見切りをつけ転職した筆者ですが、その数か月後、偶然元同僚にばったり遭遇。そこで嬉しいニュースを耳にしました。筆者がやめたあと他の2人の社員もすぐに離職したとのこと。それをきっかけに残った他の社員たちで相談して対策をとったそうです。
上司の高圧的な指導が始まると、数人で「さっきも同じこと言ってた!」「それ、違うと思ーう!」と明るく突っ込みを入れるように。同僚は「みんなで一致団結して言い返すようになって、上司もすっかり大人しくなったよ」と笑顔で報告してくれました。その同僚も高圧的な上司の指導で萎縮していた一人です。筆者が環境を変えたわけではありませんが結果、丸くおさまりました。
心地よい職場で働きたいというのは社員の共通の願いのはず。何かが違うと思ったら、一人ひとりが出来る方法で行動することが大切だと思います。
我慢しないで行動してみましょう
ストレスになる高圧的な上司。それに対して「我慢する」「耐える」「放置する」というのは昭和の価値観。それでは心身の健康を害します。高圧的な指導をする方は一言でいうと「指導がへたくそ」なんです。そのような指導を放置する会社は人をモノとして扱っているということ。長い目でみると何も良いものは生まれません。上手に付き合う方法はありませんが対策はとれます。
冷静に言い返せる自分になる。職場改善の直談判をする。逃げる、転職する。他の同僚と一致団結して対応する。方法はいくつもありすよ。
あなたも我慢するより行動してみませんか?それをお伝えしてくて今回の記事を書いてみました。心の健康ファーストでお仕事を。