ママ友からのマウンティング対処法3選
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ここまでは、マウンティングをしてしまう人の心理と性格の特徴を解説してきました。では、どのように対処したら良いのか。対処の仕方が分かれば、いざマウンティングされたときも心強いですよね。すぐにつかえる対処法3選をご紹介していきます。
対策1:距離をとる
シンプルにマウンティングしてしまう人とは距離をとりましょう。ストレスになる人とのお付き合いは時間の無駄です。そんな人を相手にするよりも、自分のためや子供のため、家族のために時間をつかいましょう。時間は有限。ストレスを感じる付き合いは生産性、パフォーマンスの低下につながります。
少しずつフェイドアウトしていってくださいね。筆者はニコニコしながら忙しそうにしつつ、フェイドアウトしていくようにしていました。正直、ママ友がいなくても子供は関係ありません。ママが笑顔でぶれずにいれることが何より大切です。人間関係の断捨離をしていくことをオススメします。
対策2:同じ土俵に立たない
マウンティングの正体はそもそも、下の人が上の立場の人にする行為。同じ土俵に立つ必要性がありません。自分のレベルを下げるようなことはしないでください。感情に振り回されて、反撃したくなったら「私にとって、本当に大切なものって何だろう」と問いかけましょう。大切なもの以外はどうでも良いことです。マウンティングする人は、自分にとって本当に大切なもの以外をマウンティングしてくることがほとんど。
「自分の価値観に沿っているだろうか」と考えると議論の無駄、時間の無駄だということが浮き彫りになってくるでしょう。感情に振り回されずに理性的に判断してください。
対策3:褒めないけど否定もしない
どうしても距離を置くことのできない人間関係のときには「共感プロント」という心理学の方法があります。褒めもしないけど、否定もしないという方法。マウントの正体である「承認欲求を満たされたい」という気持ちを利用するやり方です。
例えば「〇〇ちゃんママはいつも色々な意見をくれるね、ありがとう。でも背景は人それぞれだから、他の人の意見も聞くともっとよくなると思うな。なんだか、もったいないと思って。どう思う?」と思いやりのある言葉をなげかけつつ、マウントママの共感能力を育てる方法なんです。すぐにはうまくいかなくても、繰り返しつかうことでマウントの数も減ってくるでしょう。
マウントママは否定をするとさらに攻撃的になるので、1度共感しつつ自分の意見を相手に伝えてみてはいかがでしょうか。
マウンティングの正体は自分を大きく見せたいだけ
マウンティングの正体は、自信がなくて不安な自分を大きく見せたいだけ。そんな自分勝手な感情に振り回されずに過ごしたいですね。また、自分も気づかないうちにマウントをとってしまっている可能性もあるでしょう。そんなときは「自分には何が1番大切なんだろう」と立ち止まって考えてみてください。あなたがマウンティングされて同じ土俵に立たずに、自分のやるべきことに集中できることを願っています。