鹿が縁起がいい2つの理由とは？4つの幸運と世界各国の鹿の言い伝えをスピリチュアルな世界に詳しい筆者が解説！

ヨーロッパ・魔除けの象徴として玄関などに飾られている

ヨーロッパでは鹿は家を守る魔除けとして崇拝されていました。土着宗教として鹿のお守りの力は広く信じられていたようです。その後ヨーロッパではキリスト教が広く信仰されるようになりました。キリスト教は一神教。そのため鹿を崇拝することを禁止しましたが、現在でも多くの家庭で鹿の角を魔除けのお守りとして玄関に飾っています。

アイルランドのケルト民族の信仰の象徴

アイルランドのケルト民族の間では鹿は神聖なものとされています。ケルト神話の中に登場するケルヌンノスという雄鹿が「神聖な森の主、狩猟の神」として長く信じられてきたからでしょう。ケルヌンノスは豊作や復活を象徴する神とされており、ケルト民族が描くケルヌンノスの絵画のほとんどに大きな角を持ったオスの鹿が描かれています。