- 黒猫が日本で縁起が悪いとされた理由とは?
- 江戸時代までは幸運のシンボル
- 開国以降に不吉といわれる
- 海外の黒猫のスピリチュアル的な意味
- 黒猫は幸運をもたらすとする国とは?
- 海外で根強く残る不吉のイメージ
- 黒猫の持つスピリチュアルな意味の8つのパターン
- パターン1・黒猫が前を横切る・幸運が遠ざかる
- パターン2・黒猫が近寄ってくる・幸運が訪れる予兆
- パターン3・黒猫を飼う・夢を見る・魔除けや厄除けの意味
- パターン4・黒猫は商売繁盛の象徴・金運のシンボル
- パターン5・黒猫と目が合う・あなたを肯定している
- パターン6・黒猫を見る・幸せが訪れることを示唆
- パターン7・黒猫が玄関に来る・幸運が舞い込む
- パターン8・神社で黒猫を見る・神様からのメッセージ
- 黒猫は幸運を運んでくれる可愛い妖精
この記事の目次
黒猫が日本で縁起が悪いとされた理由とは?
image by iStockphoto
日本では黒猫はとても縁起が悪いから見ない方がいいとよくいわれますよね。でも本当に黒猫の夢や出会うことはよくないことなのでしょうか?ここでは黒猫が日本で縁起が悪いとされた理由について解説します。
江戸時代までは幸運のシンボル
子どもの頃から「黒猫が目の前を横切ると縁起が悪い」という話を聞いた人が多いのではないでしょうか?じつは日本において黒猫は古来より江戸時代までとても縁起の良い動物とされていました。
黒猫はあんこのように黒いことから「あんこ猫」と呼ばれていたようです。小豆は古くから縁起の良い食べ物とされていたことがあんこ猫と呼ばれるようになったゆえんといわれているようですね。あんこ猫という呼び方はとても可愛らしく、古来の人々の黒猫に対する深い愛情を感じることができるでしょう。
また黒猫は「福猫」とも呼ばれており、商売繁盛、金運アップ、魔除け、厄除けのご利益があるとされていました。
開国以降に不吉といわれる
日本に黒猫が不吉であるという考え方が入ってきたのは鎖国から開国政策に転じた明治時代ごろといえるでしょう。とくにヨーロッパとの交流の中で「黒猫は魔女の使い」という考え方が流入したことによるといえます。
海外の黒猫のスピリチュアル的な意味
image by iStockphoto
海外では黒猫はどのように考えられているのでしょうか?黒猫はヨーロッパの多くの国で「魔女の使い」として不吉とされていました。これは中世の魔女狩りの影響によるものとされています。この考え方は現在も多くの国で残っているようですよ。ここでは海外で伝えられている黒猫のスピリチュアルな意味について解説しましょう。
黒猫は幸運をもたらすとする国とは?
ヨーロッパのすべての国が黒猫を忌み嫌っているというわけではありません。国によって黒猫は、「妖精」や「幸せを運ぶ猫」とされています。また、子宝に恵まれる・夫婦仲が良くなるなどのジンクスもあるとか。
とくにエジプトでは「幸運の象徴」としてあがめられていました。エジプトには多くの黒猫の像や壁画が残されています。また、イギリスでも縁起がいいといわれており、スコットランドでも幸運のシンボルとして愛されているそうですよ。
海外で根強く残る不吉のイメージ
ヨーロッパでは、中世のころ魔女狩りが盛んに行われていました。その時魔女の使いとされたのが黒猫。そのため黒猫は魔女とされた女性とともに虐待の対象となっていました。今でも黒猫は魔女の使いという考え方が残っている国もありますが、動物愛護の観点から虐待や迫害は禁止されています。
黒猫の持つスピリチュアルな意味の8つのパターン
image by iStockphoto
黒猫は不吉という迷信やジンクスが定着してしまっている日本ですが、黒猫の持つ本来のスピリチュアルな意味を考えてみたいものですね。ここではあらためて黒猫の持つスピリチュアルな意味を8つのパターンについて詳しく解説しましょう。