お金を盗む人の心理とは?その裏にある本当の理由と病気の可能性も含め筆者が徹底的に解説 – Mistory[ミストリー]
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お金を盗む人の心理とは?その裏にある本当の理由と病気の可能性も含め筆者が徹底的に解説

お金を盗む人が一体どんな心理をしているのか、どんなに考えてもわからないもの。お金だけでなく物を盗むことも許すことができない行為ですが、行為そのものを非難するだけでなく、お金を盗んでしまう人の心の裏を探る必要があるかもしれません。そこでこの記事では、お金を盗む人の心の闇について迫っていきたいと思います。

お金を盗む人の心理

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早速ですが、まずはお金を盗む人がどのような心理状態なのか解説していきます。

1.お金を盗んだと認識していない

お金を盗む人は「手癖が悪い人」と言ってもいいかもしれません。彼らの心の中を探っていくと、驚くことにお金を盗んだという意識がないこともあるんだとか。お金を盗むことは、れっきとした窃盗罪。そのため、人のお金を取っても相手が困ることまで考えず「財布がそこにあったから」という普通の感覚では理解できない心理が働いているのです。

2.いつもお金に困っている

2点目は、いつもお金に困っていて他人のお金を盗むというもの。日頃から「金欠なんだ」と愚痴をこぼしますが、傍から見ていると十分お金があるのに、「お金が要るんだ」という感情が強く、人のお金を盗んでしまいます。ただ、悪い行為だという自覚はあるものの、それでも「生活のために人のお金を盗んだ」と言い訳をすることもあるようです。どんなに生活が苦しくても、他人のお金を盗む行為は許されるものではありません。

日常的にお金に困っているなら、根本的な解決策を見つけないと何度も同じ過ちを繰り返すことになることがわからないのでしょう。

3.常にプレッシャーがかかっている

お金を盗む人の心理の中には、常に何かしらのプレッシャーがあってストレスが溜まっている場合もあります。人は強いストレスを溜めすぎると、脅迫観念に駆られ、人のお金を盗む行動に走る傾向があるんだとか。このような場合、必ずしもお金に困っているわけでなく、「盗む」という行為をある種、達成感として得ていると考えられます。

手癖が悪い人はこんなことも考えている

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手癖が悪い人は、お金を盗むだけでなく次のようなことも考えています。

1.欲しいものをすぐに手に入れたい

手癖が悪い人は、お金だけなく「欲しいものをすぐに手に入れたい」という心理が働きます。欲しいものを手に入れるためには、働いてお金を稼いで手にすることが普通の考え方です。しかし、手癖が悪いと欲しいものを手に入れるために、努力もせず盗んだほうが早いと怠惰な思いがあるのかもしれません。「楽して手に入れたい」という安易な発想から、物を盗んでしまうのです。

2.他人のものを欲しがる

欲しいものをすぐに手に入れたがる手癖の悪い人。彼らは、他人が所有しているものさえ欲しがります。なぜそのような心理になるのかと言うと、周りの人を羨ましく思ったり、妬ましく思ったりしているから。その気持ちが非常に強いので、他人が持っているものが魅力的に映ってしまうのです。しかし、欲しいものを盗んで手にした瞬間、そのものに対する執着心が薄れ、またほかのものに目が行くという堂々巡りな人生を送っています。
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