江ノ島は縁結びの聖地?パワースポットが多い?8つの縁結びスポットや参拝方法をスピリチュアルに詳しい筆者が解説
- 江ノ島は縁結びの聖地?パワースポットが盛りだくさんなワケとは
- 江ノ島の歴史とは?
- 江ノ島で有名な「縁結びの鐘」は天女と五頭龍の伝説から生まれた
- 江ノ島の縁結びといえばここ!人気の縁結びスポット8選
- 1:江島神社:日本三大弁財天の強力なパワースポット
- 2:恋人の丘 龍恋の鐘:天女と五頭龍の恋愛伝説に由来
- 3:龍口明神社:日本で唯一五頭龍を祀る江島神社と夫婦の神社
- 4:葛原岡神社:ご縁のお守りや石で良縁祈願
- 5:成就院:不動明王像の写真で縁結び
- 6:報国寺:竹林の美しい爽やかな縁結びスポット
- 7:岩屋洞窟:縁起りで良縁を迎える
- 8:安養院:源頼朝と北条政子が結ばれたご利益
- 意外と知らない!江島神社の参拝方法とは?
- 縁結びを祈願する際の心得
- 江ノ島は縁結びご利益満点の神秘の地!観光がてら良縁を祈願してみよう
この記事の目次
江ノ島は縁結びの聖地?パワースポットが盛りだくさんなワケとは
image by iStockphoto
江ノ島の出現には、多くの縁結びの聖地やパワースポットが存在しています。そもそも江ノ島は非常に神秘的な歴史を持っており、飛鳥時代の呪術者である役小角(えんのおつの)が修行を行ったり、弘法大師として有名な空海(くうかい)が万民救済を祈願したり、仏教天台宗の第三代天台座主である円仁(えんにん)が弁財天よりお告げを受けた地としても知られているのです。
円仁はお告げにより現在の中津宮にあたる上之宮を創建し、寿永元年には源頼朝により弁財天が勧請されました。その後も多くの要人や高僧が江ノ島の地を参拝し、繁栄させてきたため、現在でも高次の力が満ちている地としてして有名です。
こちらの記事もおすすめ
パワースポットにも相性がある?属性が関係する?3つの調べ方をスピリチュアリストの筆者が解説! – Mistory[ミストリー]
江ノ島の歴史とは?
約20000年前に、土地の侵食と海進が進んで陸続きであった部分が島になったのが江ノ島の始まりだと考えられています。紀元前7,000年以降には、縄文時代の石器やの住居跡も見つかりました。一方で、江島神社の沿革を記した『江島縁起(えのしまえんぎ)』によると、江ノ島は552年(欽明天皇13年)年4月12日に江ノ島が誕生したんだとか。まず、遙か昔の鎌倉には巨大な湖があり、そこに5つの頭を持つ五頭龍が住んでいました。その五頭龍は洪水や山崩れ、伝染病などを引き起こし、周囲に暮らす人々を苦しめていたのです。
やがて周囲の人々は他の地へと移り住みますが、欽明天皇13年の4月12日に大地震が発生し、23日の辰の刻まで10日間も続いた後に突如1つの島が出現します。そしてその島に美しい天女が降臨し、その天女に恋をした五頭龍は今までの悪事を悔い改め、島と里に暮らす人々を守るようになったのです。この神秘的な物語が、江ノ島の誕生だと考えられています。
参考:藤沢市教育文化センター『江の島』
(https://www1.fujisawa-kng.ed.jp/kyobun-c/index.cfm/11,3277,68,html)
江ノ島で有名な「縁結びの鐘」は天女と五頭龍の伝説から生まれた
江ノ島にある有名な縁結びの鐘『龍恋の鐘』は、『江島縁起』に記されている天女と五頭龍の伝説から誕生しました。天女への恋心から生涯をかけて反省と奉公を続けた龍の精神にあやかることで、縁結びの恩恵を受けられるスポットとして知られています。伝説によると当初天女は五頭龍の求婚受け、人を飲み悪さばかり働く相手とは一緒になれないと洞窟に閉じこもってしまいました。
そして五頭龍は心を入れ替え、自らの体を張って日照りや大波、台風などから島と里の人々を守り続けます。その改心をみた天女は五頭龍の求婚を受け入れ、五頭龍は死しても人々を守れるようにと寿命を全うして片瀬山となったそうです。
参考:藤沢市教育文化センター『江の島』
(https://www1.fujisawa-kng.ed.jp/kyobun-c/index.cfm/11,3277,68,html)
こちらの記事もおすすめ
カップルで行くと良い神社15選!恋愛の利益や縁結び効果をスピリチュアリストの筆者が解説 – Mistory[ミストリー]
江ノ島の縁結びといえばここ!人気の縁結びスポット8選
ここからは、江ノ島で有名な人気の縁結びスポットを紹介します。江ノ島で縁結び祈願をしたいと考えている方は、ぜひ以下のスポットを巡ってみてください。
1:江島神社:日本三大弁財天の強力なパワースポット
image by iStockphoto
江島神社は、日本三大弁財天を祀る縁結びで有名な神社です。天照大神(あまてらすおおみかみ)が須佐之男命(すさのおのみこと)と誓約を交わした際に生まれた多紀理比賣命(たぎりひめのみこと)が奥津宮、市寸島比賣命(いちきしまひめのみこと)が中津宮、田寸津比賣命(たぎつひめのみこと)が辺津宮に祀られています。この三姉妹の神様が江島大神と称されているのです。
また、『江島縁起』にて降臨した天女が江島神社に祀られている裸弁財天像(妙音弁財天)であることも有名。辺津宮の境内にある『奉安殿(ほうあんでん)』には、妙音弁財天(みょうおんべんざいてん)と八臂弁財天(はっぴべんざいてん)が安置されています。弁天様のご利益で、縁結びの恩恵が強いと考えられているそうです。
また、辺津宮の境内には良縁を招くといわれる『むすびの樹』もあります。根がつながった2本の大銀杏の御神木が、私たちと良縁を結びつけてくれるのです。天女の羽衣のデザインが愛らしい恋愛成就のお守りもあるので、気になる人は購入してみてください。水琴窟に浮かべて運勢をみる水みくじもあるので、恋愛運や全体運を確認したい場合はぜひ引いてみましょう。
参考:江島神社 公式サイト
(http://enoshimajinja.or.jp)
2:恋人の丘 龍恋の鐘:天女と五頭龍の恋愛伝説に由来
龍恋の鐘は、『江島縁起』に記された天女と五頭龍の伝説に因んで作られたものです。恋人と一緒に鐘を鳴らすことで、末長く安泰の関係を約束できるといわれています。鐘の周囲を取り囲むフェンスに、恋人と自分の名前を記入した南京錠をかけることで、縁結びのご利益が深まるとも考えられているそうです。
また眺望が非常に美しいスポットなので、縁結びの祈願だけでなく、恋人や友人と景色を楽しむのもおすすめ。春や夏など、景観が美しくなるタイミングで足を運ぶのも良いでしょう。江島神社の奥津宮から近い位置にあるため、訪問しやすいのも嬉しいポイントです。
参考:藤沢市観光公式ホームページ『恋人の丘 龍恋の鐘』
(https://www.fujisawa-kanko.jp/spot/enoshima/15.html)
3:龍口明神社:日本で唯一五頭龍を祀る江島神社と夫婦の神社
龍口明神社(りゅうこうみょうじんじゃ)は、552年(欽明13年)に創建された歴史ある神社です。全国でも唯一五頭龍を祀る神社で、神武天皇の母であり海神族の祖先で龍神として崇められていた玉依姫命(たまよりひめのみこと)と共に御祭神とされています。五頭龍にも玉依姫命にも縁結びのご利益があり、この神社は縁結びの力が強い神社として知られているのです。
また、江島神社に祀られている弁財天と夫婦になって改心した夫神の五頭龍を祀っているので、江島神社と龍口明神社は夫婦神社としても有名。江島神社と龍口明神社を両方参拝することで、強力な縁結びや恋愛成就、夫婦円満などのご利益が得られると考えられています。
参考:龍口明神社 公式サイト
(https://gozuryu.com/index.php)