どうしても許せない相手がいる方へ!恨みを晴らす方法についてスピリチュアリストの筆者が解説 – ページ 2 – Mistory[ミストリー]
心や体

どうしても許せない相手がいる方へ!恨みを晴らす方法についてスピリチュアリストの筆者が解説

2.今の生活に集中する

今の生活に目を向けるのも良い選択です。人間の脳はコンピュータのように正確に記憶を保持するわけではなく、その時の感情によって無意識に記憶が変わることがあります。いわゆる潜在意識の記憶の変化ですね。脳は自分を守るために記憶を調整することができる
からこそ、目の前のことに集中してみましょう。ネガティブな感情や記憶が少しずつ薄れていき、心の傷も徐々に癒されていくかもしれません。

3.負の感情を役立つ形にする

恨みを解消するためには、ネガティブな感情を有意義な形に変えるのもひとつの方法です。例えば、幼少期に親から虐待を受けた人が大人になり、自分も子を持つことになったとします。その際、彼らは自分の子供に同じような苦しみを味わわせたくないと強く思うはずですよね。このように、自分を傷つけた親に対する恨みのエネルギーを、子供を守るために使うことができます。つまり、負のエネルギーをポジティブなものに変換するのです。「恨み」や「怒り」といったネガティブな感情を社会に役立つ形で発散することで、自分自身の心の成長にもつながります

恨みをなくす方法~スピリチュアル編~

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恨みはまさにネガティブな波動を生み出すもの。精神の崩壊を招くだけでなく、悪い運気まで引き寄せてしまいます。ここからは、スピリチュアル的な観点から恨みをなくす方法について説明していきましょう。

1.恨みの世界から抜け出す

「恨みをなくす」ということは、「恨みの世界から抜け出す」ことでもあります。負の感情が心に芽生えてきたときは、まずざわめき立つ心を落ち着けることに専念してみましょう。恨みの心に振り回されないためにも、今ある恨んでいる自分の存在に気づく必要があります。具体的にはネガティブな感情(エネルギー)はあなたの反応であり、あなた自身ではありません。そのことが自覚できると、客観的に自分を見れるようになり、負の感情に翻弄されなくなっていくのです。

もし実際にあなたのちかくに恨んでいる相手がいる場合は、できる関わりを持たないように一定の距離を置くことをおすすめします。

2.ポジティブな言葉を使う

恨みのエネルギーを消していくためには、意識してポジティブな言葉を使うことも必要です。恨みは破壊しか生み出せないマイナスのエネルギー。マイナスエネルギーを消し去るためには、プラスエネルギーが必要不可欠。これは恨みという負の感情と戦うのではなく、恨みを正当化している自分の弱き心と戦うことだとでもあります。ただし、弱き心との戦いは、弱き心を持つ自分を否定することではありません。

励まして勇気を与える。弱い心を励まして活力を与えるために、日頃から前向きなプラスのエネルギーを持つ言葉を使っていきましょう。「これまでよく頑張ってきたね」「大丈夫だ。これからどんどん良くなっていくから」というように、自分を励ましてあげてください。

3.感謝を習慣にする

感謝を習慣にすることも良い方法です。恨みの念が膨らんでいくのには、相応の理由があるはず。普段からポジティブな言葉を使う人でも、ときに不平不満を口にすることもあるでしょう。ですが、それではせっかくのプラスのエネルギーが台無しになってしまいます。このようにならないためにも、不平不満を減らしていく習慣を身につけることを心がけてみましょう。

感謝することはすぐに忘れ去られてしまうため、毎日感謝する時間をつくるといいですね。一日の終わりにその日の感謝できることを思い返したり、日記に書いていくことを続けていくと、次第に恨みの感情もなくなっていきます。
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