人生の悩み心や体

引きこもりの人が社会復帰するための方法を人生経験豊富な筆者が解説

1.経済的に自立できる

就職を通して社会復帰すると経済的に自立することができます。当たり前のことですが、働くことで一定の収入を得ることができますから、生活を送るのことに対する不安は軽減するはずです。引きこもり状態が長ければ長いほど、生活そのものが破綻してしまうのではないかという不安といつも戦わなくてはなりません。それに対し、少しずつ働くことができるようになれば、不安が解消され考え方が変わってくるものです。

2.社会に属しているという安心感が生まれる

働いていると、社会に属しているという安心感があります。人は誰でも周りから認められたいという承認欲求があり、それに加え、友好的な関係を築きたいと考えるもの。ですが、引きこもりの人はそんな関係を断っている場合も多く、精神的に辛くなってしまうこともあるでしょう。しかし、就職できれば組織人としての関係が構築でき、安心感が生まれ社会に取り残されていないと感じることができます。感謝されたり周りから認められたりすれば、さらに満たされ社会復帰したことを「よかった」と思えるはずです。

3.知識を身に付け成長を実感できる

引きこもりの人は行動することが面倒に感じて、毎日がぼんやりと過ぎていきます。周りは変化しているのに、自分だけが何も変わらず取り残された感じがして不安にもなるでしょう。ですが、働くことで仕事を通して色々なことを学ぶことができるため、自身の成長を実感することができるのです。

引きこもりの人は無理のないレベルで仕事を探すのがいい

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引きこもりの人の中には「現状のままではいけない」と考えて就職活動を始める人も多いものです。しかし、始めから頑張ろうとしてストレスを抱えてしまうことも珍しくありません。まずは無理のない範囲で外に出てみる、人と接してみる、今すぐでなくても仕事を探してみることを意識してみましょう。

引きこもりから早く脱出したくても社会復帰に焦りは禁物

長く引きこもり状態になっていると、社会復帰のハードルが高くなってきます。本人も何とか早く抜け出すことを考えるでしょうが焦りは禁物。じっくりと時間かけてでもゆっくりと社会の空気に慣れていくことが大切です。

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