作品2・地獄先生ぬ~べ~
地獄先生ぬ~べ~は、都市伝説などをベースにしたオカルト作品的な要素が強い作品です。主人公のぬ~べ~と呼ばれている小学校教師としてキャラクター設定された鵺野鳴介を中心とした1話完結の作品展開となっており、そのなかにぬ~べ~が子どもたちと一緒に飛騨地方を訪れた時のエピソードに両面宿儺をモデルとした妖怪が登場。ぬ~べ~の過ちによって解き放たれた4つの手足を持つ怪物との死闘が描かれています。
作品3・ウルトラマンティガ
ウルトラマンティガでは、「宿那鬼(すくなおに)」として登場する架空の怪獣が日本書紀に描かれている両面宿儺をモデルとしていると考えられるでしょう。宿那鬼は、ふたつの顔をもっており、目はそれぞれひとつしかない怪獣として登場しています。
両面宿儺の伝承は見方によって違うということを知ろう
両面宿儺は、日本書紀に描かれているように本当に邪悪な存在だったのでしょうか?両面宿儺に関する記述や言い伝えは、どの立場に立って考えるかによって大きく違っているといえるでしょう。現在ではDNA鑑定の能力が向上し、両面宿儺の伝承にみられる見解の相違は縄文系の人々と弥生系の人々による勢力争いという歴史的な背景が隠れているのではないかといわれているようです。
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