7.神秘主義
カマキリとスピリチュアルに関わりのある人は不思議なことに興味のある人が多いといわれます。たとえば幽霊・古代の占・数秘術・オカルト主義など一般的に恐怖の対象にもなっている超自然になぜか魅かれるようです。カマキリという昆虫が神とつながるスピリチュアルな存在である以上、予知などの特殊能力を持って生まれてきていることも否定できません。
カマキリからのスピリチュアル恋愛アドバイス
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元彼(彼女)や離婚した元配偶者などすでに過去の人になった相手との関係を今すっぱりと絶たなければどうなるでしょうか。新たな感情の泥沼に引きずり込まれてどうしようもなくなることは自身でも見えていますよね?あなた自身の人生の夢を追いかける時、すでに終わっていることを気にしすぎるあまり集中を欠いていてはゴールが遠ざかるばかり。
カマキリからのメッセージは「一人か二人一生付き合っていける気の置けない友人を探しましょう」です。誰しも過去の恋愛に気持ちが引っ張られて迷いが出ている時には、何より真の心の支えが必要になってくるもの。スピリチュアル世界からの救いのメッセージがカマキリを通して送られてきていることに気付いてください。
アフリカに伝わるカマキリのスピリチュアルな意味3選
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国内で見かける鮮やかな黄緑のカマキリ以外に世界には白やピンクなど目を見張らせるようなカラフルなカマキリも存在しています。見た目も行動も他の昆虫と一味違ったカマキリがどれほどスピリチュアルな生き物なのかアフリカに伝わる神話を紹介してみましょう。
1.南部アフリカ・ブッシュマン
アフリカ大陸の南部に暮らすブッシュマンの言い伝えによるカマキリは最も古い神のイメージ。小さな体に想像以上の力を持つスピリチュアル界からのメッセンジャーでもあるのがカマキリなのです。その昔にカマキリと対峙された神様は自らのメッセージをカマキリに託されました。言い換えればカマキリは神の目を持ち、神と一緒に見たものを人間に伝える役目を与えられていた生き物ということになります。
2.南部アフリカ・コイ族&サン族
通常コイサンと呼ばれるコイ族&サン族が伝えるお話でカマキリは地球最初の生き物でした。つまりカマキリが人間を含むすべての生き物を生み出したスピリチュアルな存在ということなのですね。アフリカ南部に生息するカマキリは赤・黄・茶色のハチミツを食べたことで身体もカラフルになったと伝わります。月を作ったのもカマキリで、そのおかげで夜行性の生き物たちが獲物を狩りやすくなりました。
3.ナミビア
アフリカ南西部にあるナミビアに伝わる童話でも主人公はカマキリ。カマキリは家族と過ごす時間を大切にしていました。妻はイワダヌキ、息子はカマキリ、妹はハゴロモヅル、娘はヤマアラシというご当地生物の勢揃いです。さらに娘のヤマアラシは虹と結婚しており、息子たちはカマキリとマングースでした。単に身近な生き物を並べているだけでなく、物語は家族紹介の後、ダチョウと火についてスピリチュアルに語られていきます。
カマキリは鋭い観察眼を持っていたので、ダチョウがおいしそうな匂いのするものを食べている時火を使っていることに気付きました。ダチョウが翼の中に隠し持ってている火を分けて欲しかったのですが、頼んでも無理と知っていたのでカマキリは案を練ります。美味しいプラムの木にダチョウを登らせ、バランスを取るため翼を広げた時、落ちた火を拾ったカマキリが人間に渡してくれて人間が火を使えるようになったという物語です。